【独学者必見】無料英会話クラブ!?バンクーバーで通っていたお勧めMeetup

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バンクーバーにワーホリもしくは留学に来る人は多いと思いますが、言語学校にどのくらいの費用が掛かるのかなど金銭面的に学校に通うかどうか迷うことがあるかと思います。

結論から言うと、言語学校に行かなくても、独学でもかなり上達することができます。

実は北米では「Meetup(ミートアップ)」というサービスが流行しており、中には無料で参加することのできる英会話クラブが存在します

私自身、ワーホリでバンクーバーに来た時、TOEICは300点程。英語に対して苦手意識が強く、全く話せない状態でしたが、Meetupの英会話クラブに毎日参加することによって英語を実践的に学習していくことが出来ました。

今回は

  • 言語学校に通わなくてもMeetupで無料で英語学習する方法
  • 私自身が利用していたお勧めするMeetupについて
  • どのように学習を進めていたのか

について私自身の実体験を元に解説をしていきたいと思います。

Meetupを通じて英語を独学して到達したレベル

ただ解説するだけだと、内容に説得力がないと思うので、どのくらいのレベルにまで到達することが出来たのかについて簡単に話したいと思います。

私は計3年ほどバンクーバーには滞在していましたが、Meetupには初めから最後まで参加していました。 特にはじめ1年目は毎日通い、大体2~4時間くらい参加して帰るという日々を送りました。

はじめの1年間で全く話せない状態から「ArbutusCollege」というビジネス・通訳の専門学校の入学試験に合格し、在学中から卒業後まで「Telus」というカナダの大手インターネット会社で飛び込み営業の仕事ができるほどにまで上達しました。

独学でもしっかりと計画して英語学習に取り組めば英語はしっかりと上達します。

以前に英語学習計画についての記事を書いたので、気になる方はそちらも合わせて読んでみてください。

これら私の簡単な経歴が独学でも英語が上達することの根拠と感じて頂けたら幸いです。ここからは私の実体験と感じたことを交えて解説していきたいと思います。

目次

  1. Meetupとは?
  2. 実際に通ったMeetup
  3. 注意点
  4. 良かった事 / 悪かった事

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Meetupとは?

「Meetup(ミートアップ)」は今や世界中で2,700万人以上が参加している、共通の地域や興味に関するコミュニティを簡単に始め、運営することを可能にしたプラットフォームサービスです。 アメリカのニューヨークを拠点にしたMeetup Inc.が運営しています。

バンクーバーでもかなり多くの種類のMeetupが開かれていますが、その中でも「言語」カテゴリーのMeetupで英語学習者が集まるイベントに参加することができます。

実際に通ったMeetup

過去にいくつものMeetupに参加をしていますが、今回はその中でも特に初心者にお勧めするMeetupのみをご紹介します。

「Conversational English」というMeetupグループでダウンタウンにあるWavesCoffeeというカフェで週3で行われています。(私が居た当時は週6で行われていました)

  • 月曜日 / 金曜日:17:00 ~ 19:00
  • 土曜日:17:00 ~ 20:00

Conversational Englishについて

こちらのMeetupはバンクーバーの留学生の間ではもっとも人気が高く、人数も多い有名なクラブです。私もバンクーバー在住1年目の時に毎日通っていたおすすめのMeetupです。

Meetupの時間は17:00 ~ 19:00までですが、ほとんどの人が20:00 ~ 21:00(閉店時間)までカフェに残り、友達と話し続けている感じです。

参加者としては全体の

  • 40 ~ 60%くらいがアジア系の英語学習者(特に日本人、韓国人が多い)
  • 20 ~ 30%くらいが英語中級から上級の日常会話ができる非ネイティブ(アジア系、ラテン系、ヨーロピアンが多い)
  • 5 ~ 10%のネイティブ(アメリカン、カナディアン)

といった割合で参加しています。

一つのテーブルにつき大体4 ~ 6人が席につき、一緒に英語で会話をする感じです。 大体その中の1 ~ 2人が始めて参加する方だったりするので、Meetup未経験者の方でも比較的に参加しやすいのではないかと思います。

■ 参加までの流れは?

カフェに着いたらまず、飲み物を買ってください。Meetupの主催者(オーガナイザーと呼んでいます)がレジの前に立っているので始めて来る方はオーガナイザーがしっかりとフォローしてくれます。

その後、参加するテーブル(Meetupの置き札がある場所)に座っていきます。既に誰かが座っている場所に自分から一言かけて座って参加しても良いですし、話しかけて座っていく勇気がなければ、まだ誰も座っていないテーブルに座り、別の参加者が自分のテーブルに参加するのを待っても大丈夫です。

■ どんな会話をしてるの?

会話の内容は初めは殆どの場合、自己紹介から始まります。自分の参加しているテーブルに座っているメンバーにもよりますが、初参加のメンバーがいた場合は、誰かしら “Hi! What’s your name?” などと気軽に話しかけてくれるので自然とメンバーの自己紹介が始まります

大抵の場合

  • How long have you been in Vancouver ?(バンクーバーにはどのくらい住んでいるの?)
  • What did you do today ?(今日は何してたの?)
  • Are you a student ?(学生ですか?)
  • What’s your major ?(専攻はなんですか?)

などがよく聞かれます。初めは英語が早すぎて聞き取れないことが多いかもしれません。しかし、そこに来ている人のほどんどが英語を学びに来ている事と、初心者の気持ちを理解している人です。

大体の人はかなりゆっくり同じ質問をしてくれたり、紙に文章を書いて説明してくれたり、初心者に対して優しい人ばかりなので安心してください。

■ カードゲームやボードゲーム

ここのカフェにはMeetupようにトランプやUNOなどのカードゲームやボードゲームなどもあり、19:00まで自由に利用して遊ぶことができます。

多くの人が「ババ抜き」や「大富豪」「7並べ」「ダウト」など有名なゲームをやり、知らないゲームがあった場合も英語でやりながら丁寧に解説してくれたりするので、楽しみながら英会話ができます。

■ 短期間で多くの友達ができる

私自身、バンクーバーに来てから1ヶ月目はアルバイトもしていなかったので、Meetupが始まるまで自分で英語の勉強をして17:00からMeetupに参加する。といったことを毎日欠かさず行っていました。(当時は週6日で開催されていました)

一回のMeetupで大体新しい友達3 ~ 4人と出会うので、途中でテーブルを変えてネイティブのいる席に移動してみたりを繰り返すと1ヶ月でもかなり多くの人と友達になっていきます。

もちろんその中でも、毎日見る人とはどんどん親しくなり、そうでない人は顔見知りのようになりますが、自分から積極的に話しをしていけば100人以上の友達はできます

また、Meetupが終わった後にみんなでディナーに行ったり、休日にハイキングやBBQ、ホームパーティに行こうといった約束などするようにもなり、そこからもどんどん新しい友達が増えていきました。ネイティブの友達はそういったアクティビティで知り合う方が多いです。

■ 参加者の年齢層や男女比率は?

参加する前に気になるのが、参加者の年齢層や性別だと思います。

大体半分が20代や大学生で、半分が30 ~ 50代くらいの社会人や社会人経験者です。私の経験的には、英語で言いたいことが言えない場合がほどんどなので、そんなに年代を感じるような会話にならない場合が多いように思います。

同じく言語学校に通っていたりと、普段やっていることが被ることが多いので、話が合わないと言うことはあまりないかなと思います。

中には同じクラスメイトの人と来て、ずっと母国語で相談しながら参加すると言う人も時々いますが、周りの人が親切に「母国語禁止にしようよ!」などと明るく振る舞ってくれるのでそこまで気になりませんでした。

男女の比率は60 ~ 70%くらいが男性という感じです。日によっては女性と男性が半々になることもありますが、大体は男性が多かったように思います。平均的に一つのテーブルに2人くらいの女性4人くらいの男性という場合が多いです。

言語学習関連のMeetupはこれ以外にもたくさんあるので、もし自分に合っていないなぁという場合は検索してみて別のMeetupにいくのも手です。是非探してみてください!

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注意点

Meetupではいろんな人と出会う分、時々変な人とも出会ってしまうリスクもあります。

連絡先について

私の友達には連絡先を聞かれて、その後しつこく連絡をして来るようになったり、望んでもいないのに英語教えますなどとプライベートで会う口実を作って来る人がいます。特に女性の方は気をつけてください。

私の紹介しているこちらのMeetupでは、原則連絡先を聞いてはいけないというルールもあるので、万が一聞かれた場合は「ルールに従いましょう」といって断りましょう。

もちろんFacebookやインスタ始め、連絡がつくものは全て断れます。

タブーな質問

Meetupには本当に様々な国籍の方が来ます。中には全く悪気なく聞いた素朴な疑問が相手の文化によっては失礼に当たってしまうこともあるので気をつけましょう。

特に年齢については聞くのをやめましょう。アジア圏では特に年上の人に対して敬語などを使いたいので年を確認する人がいたりしますが、敬語に関してはビジネスの場ではないので対等な話し方で構いません。

容姿や匂いなどに関しても、相手の文化をそれなりに理解した上でや、会話の流れをみて話す分には構わないと思います。私自身同じテーブルにいる人同士で宗教の話や独特なルールについて話題になり話していたことがありましたが、むしろ楽しく文化について学べたので良かったです。

目的が違いそうな人には話しかけない

何度もMeetupに足を運んでいると大体分かってきますが、明らかに恋愛目的で来ている男性がちらほらいます。彼等に関しては変に勘違いさせない様に、「極力自分からは話さない」「同じテーブルに座らないようにする」などなるべく距離を置きましょう。

また、その周りの人も大体同じようなことを感じているので、わざわざ噂を流したりする必要はありません。かえって変な問題に巻き込まれたりする危険性もあるので、そっとしておきましょう

いくつか注意点について書きましたが、普通にしていれば全く問題ないようなことばかりなので、深刻に考える必要はありません。あくまでも英語の勉強を楽しむことに専念しましょう!

良かった事悪かった事

何事も良い点もあれば悪い点もありますが、良かった点については、先ほども述べた通り

  • 友達が増えること
  • 英語初心者でも会話に入りやすいこと
  • リアルな英会話術が身に付くこと
  • ドリンク代だけで毎日英語学習できること

という点です。それと対照に悪かった点については

  • 同じ質問や会話を何回もすること
  • 恋愛目的でくる男性が時々いること
  • 途中から意識しないと語彙が増えないこと

などです。

ある程度英会話力を身につけた学習意欲の高い方は、徐々にこのMeetupでは刺激が少なく、さらなる高みを目指して別のネイティブが集まるMeetupに移動したり、単純に飽きてしまって行かなくなってしまったりする為、常に自分自身で新しい英語表現を利用することを意識していないと中級者にとっては上達が難しいかもしれないです。

早めに英語が上手な人と仲良くなり、たくさん話すことをお勧めします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の記事では、バンクーバーへワーホリに来たばかりの方やワーホリ前に言語学校に行くかどうかを迷っている人向けに私自身のMeetupでの英語学習経験についてまとめました。

やはり楽しく実践的に学べ、初心者にも優しいという点でおすすめのMeetupです。また、言語学校に通っている人から学校でやっていることについて自分で聞いてみて、同じことをするというのも一つの手です。

学校に通わなくても自分の行動や考え方次第で上達はできるので、是非Meetupを活用してみてください!

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この記事のライター

ライターのプロフィール写真

Shohe

20代エンジニア。カナダのワーホリを使って2016.04にバンクーバーへ ✈︎ 独学で英語を学び、ArbutusCollegeでBusinessDiplomaを取得。Telus.incのシニア営業部署。ワーホリ経験が活かせず就職困難の友達が多かったことをきっかけにBokuranoプロジェクトを立ち上げる。

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