ワーホリ後の就職に困らないスキルって何?「WCMフレームワーク」で考えるべきワーホリ計画とは?
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ワーキングホリデーの利用者は必ず考えて欲しいテーマではありますが、
”ワーホリ中に、どんなスキルをどの様に身に着けるべきか?”
を明確に言語化できる様にしておきましょう。
ワーホリ終了までの1年間は本当にあっという間です。
何も考えなかった場合、多くの人がその後の状態に悩まされます。
多くの人が考えがちなのは「英語を話せる」と言うことを評価されると考えていることです。
厳しい言い方になるかもしれませんが、ビジネスマーケットにおいて “英語能力そのもの” はさほど評価に繋がりません。
理由としては、英語はコミュニケーションを取る為のツールであり、コミュニケーションをとって「何ができるのか?」が会社にとって最も重要なポイントだからです。
実際は、英語能力はゼロでも実務経験がある人(もしくは実務に活かせそうな経験を持っている人)を採用します。
しかし、”英語能力” + “〇〇のスキル” という状態になると、それは大きな評価につながる事が多いです。
このストーリーでは、”現状のスキル” と “手に入れたいスキル” を整理し、
ワーホリ終了後にお金を十分に稼げる状態を目指す計画の準備に使われる「WCMフレームワーク」についてを紹介します。
「WCM」を学ぶ事で、以下の3つが可能な状態になります。
- ビジネスマーケットに高く評価される経験とスキルを身につける
- ①の経験とスキルを身につける為の時間配分と計画ができる
- 計画を実行に移す為に今しておくべき事が明確になる
この先のキャリアアップの為にもしっかりと「WCMフレームワーク」を学び、
理想のライフスタイルに近づく為にしっかりとスキルを身につけることを心がけましょう。
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計画することの重要性
そもそも計画をすることの必要性について改めて考えてみましょう。
まず初めに、「1年前の自分」と「現在の自分」で明確に何が違うのか?成長したスキルは何か?をイメージしてみてください。
明確に言語化できる方は本当に素晴らしいと思いますが、多くの方はすぐに思いつかないかと思います。(※決して思いつかないことが悪い事ではないので安心してください)
仮に、「1ヶ月で1000単語を暗記する」という目標を立てた場合、1日で33単語以上暗記する必要がある。と具体的な行動がイメージできると思います。
その具体的なイメージができると、現状からの逆算や、どのくらい頑張る必要があるのか?などを常に明確に持つ事ができます。
ゴールを明確にした途端、取るべきアクションや、このまま過ごした場合の姿がイメージできる様になったと思いませんか?
”この先の自分の姿” や “危機感” をいつでもイメージできる状態になる為にも計画することがいかに重要かが伝わりましたでしょうか?
ワーホリの1年間という時間をいかに効率よく使い、理想の自分に近づく為にも計画をしていきましょう。
WCMフレームワークとは?
どうして計画する必要性があるのかが理解できたところで、どの様に計画を立てれば良いのかを考えていきましょう。
まずは、計画を立てる為の準備として、「ゴールの設定」をする必要があります。
ゴールの設定をする事で、何をするべきかが逆算できるようにする為です。
そこで便利なものが「WCMフレームワーク」です。
簡単にどんなものかを説明すると、以下の3つを明確にする為の考え方になります。
- ゴールの設定(どんな状態を目指しているのか? – Will)
- 現状の把握(今何ができるのか? – Can)
- 必要事項の整理(何をする必要があるのか? – Must)
この3つの頭文字をとってWCMと呼ばれます。
このフレームワークは企業の成長や目的の達成の為に、実際にビジネスシーンでもよく利用され、何に一番力を入れるべきなのか?を明確にして業務内容に反映できる効果があります。
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ワーホリの時間に当てはめる
では実際にワーホリに当てはめて考えていきましょう。
ここでは実際に例を挙げながら順に表を埋めていき、なりたい状態と現状、そうなる為に必要な事を洗い出していきます。
Can – 現状できる事
今自分が持っているスキルについて書き出してみましょう。
仕事をやっていた人はその仕事で身につけたスキルを書き出しますが、「それで仕事が獲得できるか」を意識してみましょう。
スキルたくさん羅列する必要ありません。どちらかと言うと、本当に業務で活かせそうな得意なスキルを明確にしましょう。
例)企業で事務業務を2年ほど経験した女性Aさんの場合
良い例 👇
- エクセルスキル(計算式やマクロの知識など)
悪い例 👇
- コミュニケーションスキル
- パソコンスキル
Will – ワーホリ後の状態
1年後に身につけておきたい具体的なスキルや状態を書き出しましょう。
重要なのは以下の2つです。
- 達成可能な目標である(達成したかが計測できるもの)こと
- マーケットから評価される経験
良い例 👇
- カナダ企業での営業経験・モノを売る営業スキル
- ライティングスキル / マーケティングスキル(月1万PV以上の記事を書いた経験)
悪い例 👇
- 英語がペラペラな状態
- 海外で働く経験
このワーホリ後に身につけたいスキルや理想の状態のイメージには、時間を掛けてください
「自分探しの為にワーホリに行こうと思う」と言う方はまさに考えて欲しいことであります。
頑張ってゴールに向かっている間に、新しい目標ができてシフトすることはとても良いことでありますが、そもそもしっかりとアンテナをはって生活を送る為にも「必要なスキル」について真剣に考えておく事が必要です。
Must – ワーホリ中に実行すべき事リスト
現状できる事・ワーホリ後の状態まで書き出す事ができたら、最後にそのギャップを埋める為に実行すべき事を書き出していきましょう。
ここでもこれまでと同じように、
- 実行可能で達成可能なこと
- マーケットから評価される経験
をアクションプランとして書き出す事が重要です。
良い例 👇
- IELTSで7点以上取得
- カナダ企業での3ヶ月以上のインターン経験
- ブログを始めて1週間に1記事書いて広告収入を得る経験
悪い例 👇
- 毎日図書館で1時間勉強する
- カナディアンと一緒に働く経験をする
事前に達成しておくべき状態について考える
ここまで具体的に考えてくると、現状できる事(Can)とワーホリ後の状態(Will)のギャップの大きさによって、達成できそうかできなさそうかなんとなくイメージできるかと思います。
例えば、現状の英語のレベルが0に等しいのに、IELTSの7点以上を目指すとなると、少なくともワーホリにいく前に一度IELTSのテストを受けてみて、何が足りないのかを確認しておく事が必要になります。
インターンをして企業での実務経験をしたい場合、興味がある仕事を考えておく必要があります。
また、ワーホリを機にキャリアをフルチェンジした例もいくつもあります。今持っているスキルにこだわらず、新しいスキルを身につけるのは大いに有りです。
バンクーバーだからこそお勧めしたい仕事
少し余談ではありますが、バンクーバーの大きな特色として、クリエイターが多い事が挙げられます。
実は第2のシリコンバレーと呼ばれる程、IT企業やスタートアップ企業が数多く存在し、世界中からエンジニアやクリエイターが集まる都市です。
また、映画の撮影にもよく利用される為、有名な映画会社や専門学校も多くあったり、無料の勉強会などもあったりと学びの機会もあります。
だからこそ、
- クリエイター関連の仕事(デザイナーやエンジニア / プログラマー)
- Webマーケティング関連の仕事(ライターやSNSマーケティング)
などの仕事はこれから先、英語能力と掛け合わせれば、世界中場所問わず仕事ができると言う面でとても需要の高いスキルになります。
Bokuranoでプログラミングを学ぶ
Bokuranoでは、実際にバンクーバーのTelusでの実務経験と、現役でエンジニアをしている講師による2つのプログラムを来年度から実施する予定です。
- プログラミング ウルトラビギナーズ ブートキャンプ(PUBB)→ 超初心者向けプログラミングオンラインプログラム
- Webライティング ウルトラビギナーズ ブートキャンプ(WUBB)→ 超初心者向けライター育成オンラインプログラム
内容など詳しく詳細を知りたい方は、Bokuranoに会員登録(もしくはSNSでログイン)をしてください。詳細が決まった際に、メールを受信できます。
まとめ
今回お伝えしたかった事をまとめると、以下の3つになります。
- WCMフレームワークを使って、学びや成長のあるワーホリにするべき
- 理想の自分になる為に今何をすべきかを考えておくべき
- 英語 + 〇〇のスキル を身につけてマーケットから評価される人になるべき
毎年約6500人程がカナダにワーホリに来られますが、多くの方が「良い経験をした」止まりになります。
せっかくの修学も就労も許される貴重な機会です。1年間の過ごし方や考え方一つでこの先の人生を大きく変えてみては如何でしょうか?
Bokurano Vancouverでは「経験を資産に」をテーマにバンクーバーでの経験を発信できるプラットフォームを提供しています。自分の経験をアウトプットして蓄積することで、広告収入を得る事が可能です。
独自ブログでは難しいSEO対策(検索エンジン表示順位対策)や広告の設置などを全て無料で提供しておりますので、是非活用してみてください。