VGCでの8週間の経験談!何をしてどこまで上達したのか!?
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バンクーバーの言語学校に迷われている皆様こんにちは!
沢山の語学学校がある中で、どの様なことを気にされて選んでいますでしょうか?
- どの学校が自分に合っているのか?
- どんな特徴があるのか?
- 卒業後の姿や英語力は?
今回の記事は、私自身が8週間VGC International Collegeに通ってみての実体験を元に、どんな事をしてどのくらい上達できたのかをまとめてみました。
結論から言うと、話すことも、聞き取ることも思うように出来なかったのですが、卒業後はネイティブスピーカー達と共に仕事ができる様になり、語学学校で出会った友人達と遊んだりと、楽しみながら英語を使うことが出来るようになりました。
それでは、実際に私が経験した8週間について。
- 具体的に何をどの様に学んだのか?
- 何が特徴的だったのか?
- 最終的に卒業後は何ができているのか?
などを具体的に解説していきたいと思います!それではみていきましょう。
目次
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良かった事・悪かった事は?
私とVGCの出会いは、日本にいる間にエージェントさんの説明会に参加したことでした。その説明会の中で、話していた以下の2つ特徴が特に良いと思い入学までに至りました。
- English only policyを採用している学校であること
- 放課後に開催されるアクティビティが充実しており友達作りのきっかけになると思ったこと
実際にVGCに通ってみて、良かった事、悪かった事を以下にまとめてみました!
良かった事
①English only policy
先ほども書きましたが、この「母国語禁止!英語のみ!」のルールのおかげで、同じ国の人同士でも、しっかりと英語で話す週間がありました。
授業でペア、グループワークをする時はスピーキングを実践するチャンスです。それなのに母国語をそこで使ってしまっては確かに勿体ない…と感じます。
みんな英語を学びにここに来ているからには、拙くても英語でのコミュニケーションを図ること、それが英語力を伸ばすための第一歩になる事は言うまでもないですよね。
②パープル&レッドカード
これはVGC独自のシステムで、学校で学ぶモチベーションの維持に繋がります。ポイントの様なもので商品と交換できる様になっています。詳しくは下記のレッドカード!?VGCならではの面白い教育に記載しています!
③国際色豊かなクラス編成
1クラスに日本人は多くても4人程(クラス全体は18名程)のクラス構成になっています。色々な国から来ている方達と出会えますし、日本人の比率も最大20%!日本人ばかりと同じクラス…という心配もありません。
私のクラスはラテン系の方が多く、たまに先生の目を盗んでスペイン語が聞こえてくるなんていうこともありました。また、ラテン系の英語の発音は日本人には聞き取りづらいと思う反面、リスニングの良い練習なった様に思います!
④立地が良い
ダウンタウン内で、バスや電車も多く、とても便利。近くにはガスタウンの有名な蒸気時計やお洒落なカフェも沢山ありとても良い場所にあることも気に入っていました!放課後も徒歩圏内で充分楽しめるはずです!
⑤安心できる日本人カウンセラー
学校には、日本人のカウンセラーさんが居て、授業の事や学校生活において不安な事など相談しやすい環境でした(履歴書の対策もしてくれるらしいです)。
ちなみに、先生やクラスメイト、選択授業がイマイチ…などと感じ、クラスを変えたいと思った時は、2週間毎にあるテストの最終日に変更することも可能です。
悪かった事
①レベルアップのスパン
Core English Courseは入学時のテストで8つのレベルにクラス分けされ、基本、一つのクラスに8週間滞在し最後のテストで70%以上のスコアを取るとレベルアップが出来ます。
Lv. | 英語レベル | 備考・口コミなど |
---|---|---|
1 | イントロ | アルファベットから学ぶ |
2 | ビギナー | 英語の基礎の基礎 |
3 | 初級 | 中学英語の基礎 |
4 | 中級(下) | 日本人の多くはココ! |
5 | 中級 | 少し難しい… |
6 | 中級(上) | キャンパスがGranvilleに! |
7 | 応用(下) | ラテン系が多く、テストも難しい |
8 | 応用(上) | 未知の世界… |
私の苦い経験から、宿題をきちんとやる事は勿論、暗記系だけでなくスピーキングもテストにあるので語彙を少しずつ増やすような自主学習や会話の練習をする事でより良いスコアの獲得に繋がると思います!
レベルアップの周期が4週間くらいだと上のレベルでより多くの事を学べたのでは?とも思ったので、じっくり時間をかけて学びたい方は少しキツイかもしれません。
②アクティビティの料金
アクティビティが豊富で楽しそうだった事は、入学の理由でもあったのですが、理想と現実のギャップを感じるポイントでした。
放課後に数時間楽しむタイプもあれば週末の金〜日までを使って遠出するようなタイプもありました!以下が実際のアクティビティのカレンダーです!
③選択授業の頻度
Core English Courseは週2時間の選択授業以外、同じ先生、クラスメイト、教室で授業を行います。
授業はリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングとボキャブラリーを満遍なく学ぶのですが、私は2週間目にあったテストで「話せない・聞き取れない」ことが自分の弱みが分かっていたので、弱点強化のために特化した分野の学習時間がより多いといいな…と感じました。
学校によっては、私の友達の例ですと毎時間、先生やクラスメイト、教室が変わる言わば毎時間が選択授業のような所もある様なので、弱みが分かっていたり、集中的に学習したい方は別の学校と選択授業について比較すると良いと思います!
しかし、裏を返せば同じ先生やクラスメイトといる時間が長くなるので、信頼関係も築きやすいし仲良くなりやすいと思います。
④トイレと電子レンジ
各階のトイレ、2~3室しかないので早めに行く事をお勧めします!
電子レンジもあまり台数がないのでお昼時間すごく混みます、昼休みになった瞬間みんな走って並びます。温めないで食べれるものとかだとストレスフリーなランチタイムを過ごせるかもしれないですね。
⑤キャンパスが2つある
悪かった箇所かどうかは少し微妙なのですが。キャンバスが2つあったので間違えてしまう人も少なくありませんので気をつけてください!
VGCにはHastingsキャンパス、Granvilleキャンパスがあり、メインキャンパスはHastings street沿いの場所です。
2つのキャンパス間は歩いて5分ほどですが、Granvilleキャンパスは上りはエレベーターを使う必要があり(階段は下り専用)そのエレベーターは一台しかないので教室移動の際は時間にゆとりを持った行動をオススメします。
レッドカード!?VGCならではの面白い教育
こちらに関しては、VGCの中では最も特徴的なシステムです。ずばり良かった点の大きな1つですのでご紹介します!
カードはパープルカード、レッドカードの2種類があり、それぞれもらえるタイミングが違います。カードは最終的にプレゼントと交換することができる為、学校で学ぶモチベーションの維持に繋がりました。
パープルカード
先生たちが生徒に対して授業中に頑張りを感じたり、素晴らしい!となった時パープルカードが渡されます。
これは毎週金曜日の卒業式と同時に行われる抽選会のようなものの参加券となり、当選者にはカフェのプリペイドカードなどが贈呈されます。
授業態度のみならず、授業中に行われるゲームなどで1位になった時の景品がパープルカードということも多々ありました!
レッドカード
これに対してレッドカードは、
例えば「English only policy」であるにも関わらず授業中や休み時間に母国語で話していたり、あまりにも遅刻が多いと渡されるカードです。
一定の枚数集まると出席停止や退学にもなるので気をつけましょう。
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始まりの1週間を乗り越えて!
通学を始めて最初の1週間は、先生やクラスメイトが何と言っているのか聞き取る事に必死で、自分の意見を持つことすら難しく上手く伝えられない悔しさがありました。
クラスメイトに日本人はいましたが、違う席に座っていたこともあり自分で何とかしなきゃ!と必死でした。
しかし、2週間目からは耳が慣れてきて、クラスメイトと意見を交換したり積極的に発表をしたりと少しずつ自分の中で成長を感じる事ができました!
ですのでどんなに辛かったりしてもはじめの1週間だけは乗り越えてください。私も周りの方に支えられて救われたので、このエピソードを話すことで救われる方がいたら幸いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これらが8週間通ってみて感じたこと、授業でやったことなどです。
- ひたすら英語を話せるEnglish only policyのある学校
- リスニング、スピーキングなど幅広く学べる
- 特定の分野に特化して学びたい人には物足りないと感じてしまうかも…
- 同じ人と同じ時間を過ごす事が多い分、友達と仲良くなれる
- 放課後のお出かけも楽しみたいという方には最高の環境
- アクティビティは少し高め
といった具合でしょうか。
結論、私はVGCに通うことができて良かったと思っています。この様な楽しい時間の中で英語を学ぶことができ、その結果、今はネイティブと共に仕事もしています。
私の経験が、学校選びの参考になれば幸いです。