【社会人ワーホリ】私が実践した英語上達におススメするカナダ在住中の勉強方法
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私は大学卒業後、3年ほどの社会人経験を経てワーキングホリデーでバンクーバーにきましたが、思ったことが一つ。
カナダって、英語圏ですが実際はそんなに喋れなくても生活できてしまいますよね?
ワーホリに来たばかりの時は特に、それに甘えてしまい、なかなか英語力が上がらない留学生も少なくないと思います。
今回は、そんな方々の為カナダ滞在中の英語学習方法をお伝えしようと思います。
この記事は、ワーホリに来たばかりで、英語も全く話せない初心者の方を対象に書いていますのでご了承くださいませ。では見ていきましょう。
目次
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語学学校へ行こう
最もオーソドックスな方法です。
バンクーバーには、たくさんのESLスクール(言語学校)があり、様々な国の留学生が学校へ通います。コースやレベルも学校によって違うので、自分の英語力や授業内容の確認も大切です。
ESLスクールを選ぶ際は「トライアル」を受けてから決めましょう。
トライアルを受ける理由として、学校の雰囲気や生徒の国際割合の確認ができます。もちろん、多くの方は留学前にエージェントを利用して決めてしまうと思いますが、せっかく留学するのですから、自分の目で見て、肌で感じて決めるのをおススメします。
私も6月中旬に到着後、2つの学校のトライアルを受けて決めました。
学校の日本人は少ない方が良いのか?
学校後のカフェや、夏には花火などは全て英語での会話です。もちろん土日も一緒に遊びます。なにしろ、他の留学生も期間限定なので全力で遊びます。
英語力0でも問題ない
ここで言っておきたいのですが、私は英語はほとんど話せなかったという事です。英語の勉強なんて高校生以来でしたし、日本にいた時は日本企業のOLでした。
では、どうして英語だけで友達ができたのか。
語学学校に来ているのだから、「みんな一緒!」「みんな、喋れなくて練習しに来てる!」「なら、私も練習しないと!」というポジティブ思考が重要です。
日本人はシャイな人が多く、「間違えると恥ずかしい」と話さなくなってしまいがちですが、文法がめちゃくちゃでも、語彙が少なくても、話すことを意識しましょう。
間違えても、おかしくても、恥ずかしがらずに話す。
これが、語学学校に通っている意味だと思います。
Netflix・YouTubeで英語慣れする
私はもともと耳が悪く、日本語でもよく聞き取れない事があります。英語になるとさらに聞き取れません。そこで、耳慣れをさせる為に動画を見ていました。
内容は何でもいいと思いますが、同じ動画を最低3回は繰り返して観ます。
映画でも、ドラマでも、トークライブでも、1回目は字幕付き。2回目は字幕なし。そして、3回目にもう一度字幕付きで、確認する。
耳が慣れてきますし、フレーズも覚えてきます。私の実際に学習に使っていた動画をリストアップしておきますので良かったら観てみてください。
Netflix
- LUCIFER
- YOU
- Friends
- 動物ドキュメンタリー
YouTube
- American’s Got Talent
- The Ellen Show
- EATING WITH MY EX
時々、日本の映画なども観ていました。その際は、字幕を英語にすると、日本語→英語の言い回しなど理解しやすいので、おススメです!
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シャワー中に英語で日記
これは、学校の先生のお墨付きの勉強法です。
シャワーの間、1日の出来事を英語でぶつぶつ独り言するのです。
英語を話す練習になります。
もちろん何て言うのか分からない、となった場合には他の言い回しを考えてみたり、そこを飛ばして話を進めた後、分からなかったフレーズや単語を後から調べたりすると、いろいろな勉強に紐づきます。
私は、この方法を1年続けました。地味であまりパットした成果を感じない勉強法ですが、「口に出して耳から聞く」というのは、脳みそに刺激を与え新たな言語を覚えようとする部分が発達するので、とても良いそうです。
日本語環境からの脱出
私は、ほとんど日本語を話しません。学校時代は英語のみを厳守していましたし、家探しはJPCanadaですが、英語環境を選ぶ様に心がけていました。
もちろん、日本人と遊ぶ時は日本語です。
しかし、「友人の友人は外国人!」という輪を広げていき、日本語と英語が混ざった飲み会などをよく行いました。
大切なのは、少しでも英語に触れようとする意気込みだと思います。
仕事も、なるべく英語だけのところを求めてアプライし、結果としてスターバックスとレストランで働きました。
スターバックス
もちろんはじめは…
- 日本人はおらず、お客さんもローカルの英語だらけ
- 注文が早くて聞き取れない
という具合で苦労しましたが、2ヶ月ごろから聞き直すこともなくなりました。最終的には…
- お客さんとのコミュニケーションもスムーズに
- 同僚と冗談を言い合えるように
なっていました。
レストラン
レストランでは調理補助の仕事だったのですが、マネージャーが日本からの移民の方で、とても親切に英語を教えてくれました。
分からないときは日本語で、普段は英語で。
ここのレストランでは日本人はマネージャーと私だけという英語環境でした。また、お客さんとの会話はないですが、キッチン内でくだけた言い方や、ジョークが飛び交う、リアルな日常会話を学べました。
ジャパレスと違い、完全英語環境に身を置くことで脱・日本語環境ができたと思います。ただ、場所によりますがチップ等はほぼ0なので、稼ぎたい方には向きません。
どちらの優先順位が高いかをしっかり自分自身で考えておかないと留学の意味がなくなるので、気を付けてください。
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たくさん出掛ける
もちろん勉強だけではなく、存分に遊びましょう!
BarやClubにたくさん呑みに出掛けたり、ハイキングに行ったり。
ここで言いたいのは、お酒を呑めということではなく、その時に話しかけられたら会話しなさいということです。
カナダの方は、みなさん気軽に声をかけてきます。
特に、下心やスペシャルな意味はないと思います。
会話するのは大事。「聞き取りの練習」「話し方の練習」…etc。挙げるとキリがありません。タダで練習ができて、おいしいお酒と楽しい時間が過ごせます。
そして、日本人がなかなか言えない、と学校でも問題視されていた
男性も女性も、まずは声をかけられたら避けずに話してみてください。
Meetupはおススメしない
実は、私はMeetupより上記の方法をおススメします。
なぜなら、Meet Upは日本人の利用が多く練習にならないし、それこそ出会い目的の人がいたりするからです。
日本人は、「No!」と言えない人種として海外では有名です。お誘いなどあるかと思いますが、いやな時はハッキリ言いましょう。海外で自分の身を守るのも、留学経験の一つです。
練習のチャンスは逃さない
また、遊園地や電車なども練習の場所です。
私は空港からダウンタウンまで、隣に座ったおばあちゃんとお話したり、遊園地の列に並んでいる間、後ろの人とお話します。
初めて会話する人の話し声は、耳の訓練に良いです。英語を話して伝わると、自分の英語力に自信も付き、さらに話そうという意欲も沸きます。
上達に一番貢献してくれるのはパートナー
これまで紹介した方法は、あくまで自分自身でその環境を作り出す事が必要です。しかし、なかなか難しいもの。
なので、上達する一番簡単な方法はパートナーを作ることです。メリットとしては…
- 意思の疎通をしたいから、頑張って話すし理解しようとする
- 伝えたいから、単語を学ぶ
- 相手も、間違えていれば直してくれたり、文法を教えてくれたりする
- ⇧それ自体がコミュニケーションになる
また、パートナーの友達に会う時にはもちろん英語ですし、自分の友人と会う時には友人に英語環境を提供できたり。ケンカをすると、さらに単語を覚えます。生活会話って、学校では習わない言い方がたくさん。
耳も英語に慣れてきますし、話す英語もネイティブに近くなっていきます。ただ、中には日本人と遊びたいだけの人もいてるので、判断するのが大事です。
最後に
バンクーバーに滞在して、1年半が経ちました。改めてTesolを受講するために学校に行こうと思い、この間入学テストを受けました。
上記の方法を続けて、スピーキングが1年半前は2/7点だったのが、6/7点でした。担当の先生からもほぼ満点のすばらしい英語会話力だと褒められました。
あなたも是非、上記6点の方法を試して、英語学習に役立ててみてください。