カジュアルレイシズムとは?バンクーバー ワーホリ3ヶ月目の私が体験した人種差別

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これからワーホリや留学に行く方は “人種差別” について少しの不安を抱えている方もいるのではないでしょうか?

私が住んでいるバンクーバーは世界有数の多国籍都市であり沢山の国の人が生活しています。移民に対してとても寛容なバンクーバーで暴力的で憎悪的な人種差別を見かけることはあまりありません。

今回はそんな素敵なバンクーバーでも実際に体験した差別と、どのように対応するべきかについてお話ししていきたいと思います。

目次

  1. カジュアルレイシズム
  2. 実際に受けた私の経験
  3. 私がしている対策・思考の転換
  4. 私たちが考えるべきこと
  5. 最後に

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カジュアルレイシズム

カジュアルレイシズムって知ってますか?
んーー、カジュアルな…差別?

そう。その通り!

カジュアルレイシズムとは日常に起こる無意識的な人種差別のことです。

皆さんが人種差別と言って思い浮かぶのはなんでしょうか?私が思い浮かぶのは白人が黒人に対して行う暴力的な行動(逆も然り)や、オーストラアリア人が日本人に卵を投げつけることや、日本人の中国人や韓国人に対する偏見などの人種差別です。

しかし、これから話す私の受けた人種差別はそれとは違い、もう少しカジュアルな本人はそんなつもりはないんだろうなと思うような軽い人種差別を受けた体験についてお話しします。

実際に受けた私の体験

ここでは私が実際に感じたカジュアルレイシズムについてお話しますが、あくまでもこの経験は私が感じたものであり、誰もがそう感じるかは別です。

このように感じる方もいれば、いない。それを理解したうえで読んでいただけると幸いです。

私は外国人なんだと気づいた体験

ある日の学校帰りバンクーバーの街の中を歩いていた時、 仕事中らしき現地の年配の男の人が大きい箱を3つ程抱えて車のドアを開けようとしているけれどなかなか開けられていないところを見つけました。

「Can I help you?(手伝いますか?)」と声をかけたら、すごく嫌そうな顔で「No..I’m OK.pretty good(いや、大丈夫だよ)」と返ってきました。

私はなぜ断られたのかわかりませんでしたが、このことをバイト先の同僚に話すと

「こっちでは中国人は詐欺をしたり盗んだりすると思われていることもあるから、もしかしたらその男のひとはあなたを中国人と間違えて何か盗まれるかもと思ったのかもね」

と話してくれました。そこで初めて私はここの国の人たちからみると私は外国人なんだなと実感しました。「外から来た人」と扱われてしまった少し悲しい体験でした。

少しの違和感

こちらは、しばしば日常で感じることです。

買い物に行き、レジに並んでいると自分の前に並んでいた現地の人らしきお客さんにレジの店員さんはとても親切に笑顔で接客をしていたのですが、私の番になり私がアジア人で英語もそんなに話せないとわかると途端に無愛想になり接客も雑になるということがたまにあります。

これは私がアジア人だからなのか、英語が話せないからめんどくさいのか、両方なのかわかりません。

このような場面に遭遇した時は、「きっとなんか他のことで機嫌が悪いのだろう」、「話が通じなくてちょっとイライラしてしまう事くらいあるよね」と思うことにしています。

この様な対応が小さな悲しみを生んでしまう要素になっているのだなと、自分自身の学びとして今後の人生に生かそう!と、自分の学びに変えてしまう考え方が大切です。

言葉の壁

英語が上手に話せないせいで語学学校のクラスメイトに小馬鹿にされたり、英語を理解できないと思われ2人以上で話をすると私の目を見て話してもらえなかったりすることもありました。

ホストファミリーに不必要にお金を請求されたり、言語が違うという点でのちょっとした人種差別の悔しくて悲しい体験があります。しかし、これをバネに勉強が捗っているので今は感謝してます。

実際にあまり英語が話せない人を騙すようにビジネスをしている人がいるというこの事実をより多くの人に知ってもらい、注意して頂きたいです。

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私がしている対策・思考の転換

このようにバンクーバーで実際に無意識的な差別を体験して、私も日本で全く悪気もなく人種差別していることがあったかも知れないと気づきました。

無意識的な差別を感じても、この人はきっと悪気があるわけじゃないんだろうと受け止めること。

もしそれが仲の良い友達なら、「それは私には差別に感じる悲しい言葉だから言わないで欲しい。」と正直に伝えること。

全く知らない人にされた場合はもうしょうがないと思考を変えて、逆の立場になった時に自分は外国人の人達にはそれをしないでおこうと反面教師として捉えることにしました。

様々な価値観や考え方を、否定せずに取り入れることが大切ですね。

私たちが考えるべきこと

「外人」や「ハーフ」という言葉を私たちは日常的に使いますがそれらは人種差別用語だと言われています。

更に外国人に対して以外に同じ日本人同士でも差別はあります。妊婦さんや障がい者、男性や女性、出身地や血液型にだってみられる偏見。

日本人だから、ハーフだから、外国人だから、女だから、男だから…。

私たちが何の悪意もなく使う言葉が受け取り手によっては差別と感じてしまう、この感覚のズレがカジュアルレイシズムを生む理由だと私は思います。

無意識的に他人を1つのフィルターを通していたり、当たり前に「このカテゴリーの人はこうだ」と思い込んでしまっていて、意識をせずに発言をしてしまっていることがあるのではないかと自分自身で気づくことが大切ですね。

最後に

このように長々と人種差別について話してきましたが、バンクーバーには気さくで優しい人も沢山いますし、ほとんどがそうです。

私がフードコートで宿題をしてたら近くに座っていたおじさんが手伝ってくれて全部終わらせられたなんてことがありました。

雨の日に傘を忘れて濡れながらバスを待っていたら隣の女性が「入りなよ!」と傘の中に入れてくれたこともあります。

更にバンクーバーではバスを降りるときにドアがどんなに遠くても乗客が「Thank you!」とバスの運転手に声をかけて降りていきます。この文化、大好きです。

日本ではできない体験をして、沢山のことを感じ強くなり、よりいっそう優しくなって日本に帰りたいと思っています。

海外留学、ワーホリをしたいけどどうしようと迷っている方は是非勇気を出してみてください。自分の価値観をアップデートするためにも是非ワーホリに来てみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター

ライターのプロフィール写真

Shohe

20代エンジニア。カナダのワーホリを使って2016.04にバンクーバーへ ✈︎ 独学で英語を学び、ArbutusCollegeでBusinessDiplomaを取得。Telus.incのシニア営業部署。ワーホリ経験が活かせず就職困難の友達が多かったことをきっかけにBokuranoプロジェクトを立ち上げる。

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