効果を感じた洋楽を使った英語学習方法 バンクーバー ワーホリ
944view
洋楽を使って楽しく学習したいという人は多いと思います。どうせ学ぶなら自分の好きな曲を聞き流しながら楽をして英語学習をしたいですよね?
自分自身バンクーバーのワーホリ時代に関わらず、今も続けています。
しかし、以前は洋楽を使った英語の学習に多くの悩みを抱えていました。
- 洋楽で楽しく英語学習したいけど、日常的な英会話に役になてられない
- 洋楽の歌詞がなかなか覚えられない
などです。
きっと多くの洋楽を利用して英語学習をしている人が思っていることなのではないでしょうか?
それから洋楽を使った色々な方法を試し、自分なりにどうしたら洋楽をスピーディに覚えることができるのか?日常英会話に活かすことができるのか?のコツを掴んで行きました。
この記事では、以前の私の様に洋楽を活用した英語学習に悩んでいる人向けに、
- 洋楽を覚えるスピードが上がった方法
- 英会話に役立つ英語を洋楽で身につける方法
をご紹介したいと思います。
これらの方法は私なりの持論・コツであり、読者の方に当てはまるかはわかりません。ご了承下さい。
では見ていきましょう。
目次
スポンサードサーチ
歌に入り込む
一つ目の方法は自分自身がその歌に入り込むということです。
少しイメージしにくいかもしれませんが、自分もその曲のアーティストメンバーの1人となって一緒に曲を歌っている人として、曲に参加することです。
例えば、”AメロとBメロが歌えない、サビだけ歌える曲” を聴いていたとしましょう。
AメロとBメロの最中はメインボーカルが歌った後に、シャドーイングの様に続けて同じ歌詞を曲が流れたまま歌います。
あくまでも曲に合わせて違和感なく、まるでその様な曲かの様に歌います。
AメロとBメロのシャドーイングが終わったらサビです。サビは既に歌えるので、メインボーカルと一緒に歌います。
実際に声に出して歌う必要はありません、心の中で歌いましょう
自分がただのリスナーとしてではなく、アーティストとして参加している意識を持つことで曲に集中する様になります。さらに、曲が流れ続けたままシャドーイングするので、同じスピード感と発音を無意識に行うことができます。
歌えないパートだけは歌詞の和訳
どうしても曲の中に毎回歌えないし、どうしても覚えることのできないパートが出てきます。
その時はそのパートを一度自分で和訳してみてください。和訳は頭の中でやって構いません。実際、ノートに書いてみたこともありましたが、効果は変わらない印象です。なので、できれば時短で頭の中で和訳をしましょう。
和訳をしたら、それがあっているのかを一度調べてみましょう。
中には熟語やイディオムなど自分の予想しなかった訳になっている場合があります。なので「曲名 歌詞 和訳」などで調べて、答え合わせをしてみましょう。
そのパートの歌詞の意味を理解すると、忘れたとしても意味から歌詞を思い出すことができます。何度も聴いている内に意味だけを意識しながら歌うことができる様になるので是非試してみてください。
スポンサードサーチ
1曲だけに絞らない
自分もやりがちだったのですが、「その曲を覚えるまで聞き続ける」という行為は無意味です。
その曲が好きな時は何度もリピートして聴いていても大丈夫ですが、飽きた曲を何度もきいても、あまり覚えるスピードが早くなるというわけではありません。
むしろたくさんの自分の好きな曲をプレイリストにして、そのプレイリストを何度もリピートする方が効果的です。実際、脳の構造的にも少し時間をおいて、忘れそうな時にもう一度聞く方が記憶に定着します。
「楽しく覚える」が目的だったのに、辛いと思うことを行う必要はありません。
好きな曲を好きなタイミングで聞く様にしましょう!
スローソング10曲 vs ラップソング1曲
個人的におすすめしているのはラップソングを何か一つでも覚えることです。
スローな曲を沢山覚えるよりもラップを1曲覚えた方が効果がある様に感じます。
理由は3つあります。
- 早いスピードの英語に耳も口も慣れる
- 歌詞に含まれる単語の量が多い
- 次の曲を覚えるスピードもあがる
1. 早いスピードの英語に耳も口も慣れる
まずは耳が慣れていきます。
先ほどご紹介したシャドーイングを何度もやっていると徐々に音がクリアに聞こえてくるので、NETFLIXなどでドラマを観ている時などもネイティブの会話のスピードについていけているのが実感できると思います。
ラップが嫌いな人も多いとは思いますが、曲中にラップが入っているものであれば構いません。自分自身、「Ed Sheeran」や「Twenty One Pilots」「The Chainsmorkers」など自分の好きなロックばかり聴いていました。
自分がカラオケで歌ってみたいなぁと思える曲が良いですね!
2. 歌詞に含まれる単語の量が多い
やはり1番のメリットは単語の数ですね。
知らない単語ばかり出てきますし、いろいろな言い回しにも出会えます。
比較的に日常英会話で使う様な言葉を使うことが多いので、ネイティブと話す時にも使ってみてください。
曲を覚えるメリットとして、
- 知らない単語に出会えること
- 単語の反復が簡単
の2点が主なので、知っている単語が多い曲を何曲も覚えてもあまり英語が上達するとは言えません。せっかく覚えるなら知らない単語を沢山覚えたいですね。
3. 次の曲を覚えるスピードもあがる
1曲ラップの曲を覚えてしまうと、耳と口がある程度慣れてくるので新しい曲を覚えるスピードも早くなります。
早い曲でも知っている単語はクリアに聞こえ、クリアに聞こえる単語については発音もできるので、何度も聴いていれば歌詞にもついていける様になります。
1曲時間をかけて覚えれば、その後1曲を覚える時間が短縮されると考えると、初めに時間を掛けてラップを覚えた方が総合的にみてもお得ですね!
スポンサードサーチ
ギターを弾きながら歌を覚える
もし何か楽器をやっていたら、弾き語りの練習をしながら歌詞を覚えるのも効果的です。
体を動かしながら学習を行うと効率よく頭に入ってくるのは有名な話ですが、これもその一つです。
実際に自分が歌うとなると、息継ぎや歌詞のタイミングなど普段シャドーイングをしている時には気を使わない場所に気が行くので、特にラップを覚える時はいろんな発見があります。
是非やってみてください。
最後に
いかがでしたでしょうか?
バンクーバーの留学中は ”邦楽は絶対聞かない!” と決めている人も多いですが、辛くなったら全然聴いて構わないと思いますし、自分自身時々聴いていました。
ストレスになる様な勉強さえしなければ、繰り返しやっていれば必ず覚えます。まずは反復をとにかく繰り返しましょう。いきなり歌える様になることなんて絶対にありません。
音楽は日課として聴いていると思うので、楽しみながら、今回ご紹介した方法を是非試してみてください。