【旅行記】無料宿泊!? バンクーバー⇄アメリカ1ヶ月の激安ロードトリップ コスト内訳と方法
461view
旅行好きな方こんにちは!
次の旅行計画は順調ですか?
あそこも行ってみたい、あそこも気になる、次はどこにいこうかな~?なんて計画を立てるのは楽しいですが、実際はお金が心配…
と思っている人も多いのではないでしょうか?
そんなあなたへ、私がバンクーバーから計CAD$1380で行った、激安でアメリカを約1ヶ月間ロードトリップした方法についてお話ししたいと思います。正確には28日間の旅で、メキシコでも1日だけ観光しています。
ルートはバンクーバーから海岸線沿いにメキシコとの国境、サンディエゴまで行き、メキシコは徒歩で入国、今度は内陸部を通ってバンクーバーまで北上、というルートでした。
大体この様なルートです。
まず初めに当時の状況ですが、バンクーバーに住んでいたとき、友達のイタリア人からレンタカーでのアメリカ縦断のお誘いを受けました。
正直当時1ヶ月なんて長い期間仕事も休めなかったですしお金もなかったのですが、ここを逃したら一生できないかもと思い、仕事を思い切ってやめ、なけなしのお金をはたいてこの話に乗りました。
今回は、
の2点に絞って解説したいと思います。
※尚、2019年10月現在のレートで計上しています。(CAD$1=USD$0.76)
スポンサードサーチ
節約した上で28日間のコスト/内訳は?
結論からいうと、私の場合28日間のアメリカ旅行でかかった合計はCAD$1380です。(USD$1050)
日本円でだいたい¥114,000です。(2019年10月レート)
これは宿泊費からレンタカー代まですべての合計(お土産等個人的な買い物は除く)です。
では内訳を見ていきましょう。
レンタカー CAD$370 / USD$282($740を二人で折半)
レンタカーは友達のコネで安く借りてCAD$640で契約しました。
古いミニバンです。これはかなり安い金額だと思います。交渉次第です。
しかし車を返す際、1万キロをオーバーしていたので、ペナルティーとしてCAD$100追加でとられましたので、最終的な合計金額はCAD$740です。気をつけて下さい。
中には別の都市に乗り捨てをするのも可能なレンタカー会社もあるので、もしカナダからトロントに行きたいけど帰りは飛行機がいい!などと考えている場合は対応するレンタカー会社を検索してみてください。
※ ⇧ ただし、10万円近く追加料金がかかるようなので、お金と相談して決めましょう。
ガソリン代 CAD$350 / USD$267($700を二人で折半)
こちらが驚くほどかかりました。移動中はほぼ毎日給油が必要でした。
当たり前ではありますが、何百キロと移動するのでガソリン代は相当かかります。
給油の方法は州によっても違うでしょうが、だいたいは併設しているコンビニに給油レーン番号と給油する金額を報告しお金を払い、支払後に給油するシステムでした。
そこまで複雑ではなく、もしわからなければその場その場で確認できますので、難しくはないと思います。新しい体験としてお勧めです。
宿泊費 CAD$100 / USD$76
28日間でこれは安すぎですよね。
そして、無料で家に泊まれるサービスがあるんです!!
旅行好きな方は知っていると思いますが、Couch surfing というサービスがあります。
世界中からの訪問者を家に泊めたり、旅行中に登録している人の家に泊まれたりするサービスです。また観光案内などもボランティアでしてくれます。
家に泊まるとは言ってもなんと全て無料ですので、私たちはほぼCouch surfingをつかって泊まる家を探し、渡り歩いていました。どうしても見つからないときは車で寝る、または治安のよくない町ではAirbnbを使って外で寝るのを避ける、という方法をとっていましたので、この$100はAirbnbの料金です。
車中泊の際は、宿泊許可がされているWalmart(大型スーパー)の駐車場にとめて寝ていました。
この時期は真冬でしたので正直朝は生きた心地がしないほど寒かったです。限界まで我慢して我慢できなくなったらエンジンをつけ暖めていました。
もちろんシャワーなども浴びれません。最長3日シャワーが浴びれずかなり不便な思いをしました。
食費 CAD$340 / USD$260
こちらもなかなか押さえてこの値段になります。
大体は天下のWalmartです。先ほども触れたように、駐車場で車中泊ができるので(すべてのWalmart ではありませんが)、夕飯と朝食は大体そこでゲットしていました。
個人的に助かったのはお惣菜チキンとみかんです。
リーズナブルな価格でフライドチキンやグリルチキンなどが買え、長く運転しなければいけない日などは前もってチキンを大量に買っていました。
そして、みかんが大活躍。
バナナのように簡単に腐らないのも一つの利点です。ロードトリップ計画中の方はだまされたと思って是非みかんを買ってみてください。
それから、Couch surfingでよくあるのが、食材を買ってキッチンを使わせてもらい食事を振る舞うことです。お金を払わない代わりに私たちはそういったところで奉仕していました。私の場合は相棒が元イタリアンのシェフだったこともあり、本格イタリアンを各家で作ったりしていました。
現地の人とそうやって関われるのもCouch surfingの魅力の一つです。
レジャー CAD$220 / USD$168
ナショナルパークなどは入場にお金がかかります。
また、ライフル射撃体験や、ミュージアム入場料など、それぞれのアクティビティーにはお金が掛かりました。
しかしこういった経験にはどんどん費やしていきたいタイプなので、こちらは結構お財布のひもは緩かったと思います。
以上がだいたいのコストの内訳になります。私の相棒のイタリア人は、人当たりが良かったこともあり、お金のかかる場面で知らない旅行者に声をかけて人数を増やして一人あたりの値段を下げるなどたくさん試行錯誤もしていました。
そういった工夫もコスト削減の一つの方法ですね。
1ヶ月のロードトリップで気をつけたほうがいいこと
まずは一緒に行く人は大切です。
誰と一緒に行くかを考えなければなりませんが、長期間の旅行となると選ばなければならないポイントとして
- 一緒に旅行できるスケジュールが確保できる人と行く
- 性格をよく知っていて一緒にいて楽な人と行く
このどちらかで決めた方が良いでしょう。
- スケジュール的に一緒に旅行に行ける人
- 尚且つ性格をよく知っていて一緒にいて楽な人
こんな人がいれば全く問題ありませんが、通常こんな人が周りにいるのはまれだと思います。ということでだいたいの場合スケジュールが合うことが優先で決まると思います。
私はこの友達とは何度も飲みに行ったり遊んだりしていましたが、知り合ってから2ヶ月くらいの人で、一緒にいて楽な人かという判断もできないうちに誘われました。しかしこのチャンスは逃せないと思い、スケジュールを合わせて一緒に旅行することを決意しました。
私は人生を振り返ってみてもほぼケンカをしたことはなく、平和主義のタイプの人間なのですが、お互いのカルチャーの違いや、やり方の違いなどたくさんの意見の違いがあり、ケンカと言うより何度もぶつかりました。
結果、今考えれば良い思い出であり、今ではそんな経験をさせてくれた相棒に感謝をしています。しかし、当時ぶつかりながらも狭い車内で同じ空間にいなければならなかったのは、苦しい時もありました。
チャンスがあれば飛び込むのもいいことですが、かならず一緒に行く人は見極めた方がいいです。
また、お互いを縛らず、やりたいことが違う日は、相手に合わせず別行動をとっていました。これもひとつ大事なポイントかと思います。
ケータイのSIM会社選びは慎重になるべき
初日に、相棒は安い無名のSIMカードを買いました。買ってから自分でいくつものプロセスをこなしていき、すべて間違いなく登録が完了すればインターネットが使えるようになるという会社でした。しかしこれがどうもうまくいきませんでした。
何度も試行錯誤をして何度も失敗し、ヘルプデスクにも10回以上も電話をかけました。10回かけたものの毎回担当者もかわり、言っていることも変わり、全くうまくいきませんでした。
このせいで私たちは1日をほぼ無駄にし、ムードも悪くなってしまいました。
安かろう悪かろうではいけません。よく調べてトラブルを避けましょう。
トイレは行けるときに行っておくべき
広大なアメリカの大地、一度市を飛び出したら最後、次の市まで2時間砂漠を横断しなければならないなどということがあります。
私も相棒も、何度も限界までトイレを我慢することがありました。とてもしんどいです。体にもよくないです。運転にも支障がでます。純粋に危ないです。
ここから得た教訓が「トイレは行けるときに行っておけ」ですね。まだいいや、が悲劇を生むことになりかねません。
車の駐車場所には気をつけるべき
私たちは路上駐車OKなところによく車を停めていましたが、トラブルには巻き込まれたくないので駐車場所には気をつけていました。
私たちが停めるようにしていたのは、大通りに近い住宅地です。ただし家の真ん前は避けます。怪しいと思われて銃でも持ち出されたくはありませんからね。ただでさえブリティッシュコロンビアナンバーだったので怪しまれないよう気をつけていました。
「外から見えるところには何も物を置かない」が鉄則です。言うまでもないですが車上荒らしに狙われやすいです。
車中泊をする際も必ず自分たちの体をブランケットなどで覆い、外から見られないようにも気をつけていました。
最後に一つアドバイスですが、車中泊は床で寝るようなものでかなりしんどいです。できる限り柔らかい物を下にしくように準備していくといいでしょう。
これはロードトリップをするのであればしょうがない運命かも知れませんが、準備は入念に行いましょう。
最後に
いかがでしたか?
今回は私の経験から、バンクーバーからのロードトリップ、アメリカ縦断のコストと注意点についてシェアしました。
お金がないからという理由で旅行を諦めている方も多いかもしれませんが、海外にいるうちにも旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか?
もしこれからやりたいと思っている方がいましたら、少しでも参考になればと思います。よく調べて、楽しい思い出にしましょう!!