どんな映画が最適?英語学習のための映画6選
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さて、以前の記事では映画での学習方法をご紹介しました。では、どのような映画が英語学習にいいのでしょうか?今回の記事ではそれについてさらに深掘っていこうと思います。
前回の映画での学習方法についての記事を見ていない方はコチラ。
暇を有効活用!映画で英語を習得する方法 | Bokurano Vancouver
日頃の英語学習、お疲れ様です。 さっそく質問ですが、机にむかっての英語学習以外の時間を何に使っていますか?インスタを眺める、Youtubeを見る、人によって様々だと思います。その娯楽の時間、楽しみながらさらに英語が入ってきたら、これ以上うれしいことはないですよね。 今回は、 映画で至福の時間を過ごしながら、さらに英語まで習得できる一石二鳥な方法 について書いていきたいと思います。 …
私はまずアニメ、中でもディズニー映画をおすすめします。
この記事では、
- ディズニー映画を薦める理由
- レベルごとおすすめのディズニー映画6選
について解説していきたいと思います。
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ディズニー映画を薦める理由
よくディズニーは英語教材として良いと聞きますが、私の場合は以下が理由でおすすめしています。
- 汚い言葉や下ネタなどがない。
- 登場人物が感情をストレートに表現しているので実生活で活用しやすい。
- 劇中で歌が入るので気分転換+歌詞から新しい単語を覚えやすい。
- 大人も楽しめる映画なのでボキャブラリーも豊富
この4点です。
1. 汚い言葉や下ネタなどがない。
これは英語学習者にとっては大事なことだと思います。
他の映画ではかなりの確率であまりよくない言葉や下ネタなどが使われています。
話し手がさらっといった下ネタなどを、聞き手もさらっと流したりします。さらに字幕もあいまいに表現されていたりします。
例えば ”funny business” という言葉が劇中で使われていたとしましょう。
日本語に直訳すると ”面白い仕事” と解釈してしまいますね。でも実は主な意味としては
という様に、文脈によってはひどい意味になってしまうこともあります。
これを知らずに実生活で使い、文脈によっては恥をかいてしまうこともあるでしょう。少なからず私は何度もありました。
恥をかいて覚えることもありますが、トラウマになってしまっては英語学習者にとっては大打撃です。
その点ディズニーは優しい表現や丁寧な表現などを使っているので、仮に使い方を間違えても恥をかくことはまずないでしょう。
2. 登場人物が感情をストレートに表現しているので実生活で活用しやすい。
基本的にディズニー映画では回りくどいことがありません。
キャラクターが感じたことをそのまま言葉で表現してくれるので、実生活で自分が同じ感情になったときにそのフレーズがでてくるようになります。
とくに悪役の英語はとても聞き取りやすく耳にも残りやすいのですぐに実践に持って行けるでしょう。
3.劇中で歌が入るので気分転換+歌詞から新しい単語を覚えやすい。
ディズニー映画では劇中に何曲か歌が出てくるものが多いです(ピクサーではないものもありますが)。
通常の台詞がなかなか覚えにくいという方も歌だったらどうでしょう。
リズムに乗って気分転換がてら歌を口ずさんでみてください。無理なく楽しく新しい単語を覚えられますよ。
最大の利点は、カラオケで歌うとめちゃめちゃ盛り上がるということです。アナと雪の女王のLet it go は多国籍カラオケでも大盛り上がりです。
4. 大人も楽しめる映画なのでボキャブラリーも豊富
ディズニーは基本的に大人から子供まで楽しめるようにできています。
そのためキャラクターは子供のためにわかりやすいようはっきりと話しますし、大人のためにしっかり笑える要素も入っている映画が多いです。
これによって簡単なフレーズからジョークまでたくさんの表現や言い回しを覚えられるでしょう。
以上が私がディズニー映画をおすすめする理由になります。
では、さらにそのディスニーの中でもどんな映画が良いか、個人的なおすすめを紹介していきます。
レベルごとおすすめのディズニー映画6選
1. ムーラン / MULAN
難易度★☆☆ (初心者向け)
日本での認知度はあまり高くないようですが、シンプルに話が面白いです。登場人物の話し方もはっきりしているので、始めるのにも適していると思います。ドラゴンは早口なので、理解できなくても落ち込まず、ゆっくり理解していきましょう。
2. 美女と野獣 / BEAUTY AND THE BEAST
難易度★☆☆(初心者向け)
こちらは有名ですね。実写版もありますが、アニメをおすすめします。実写版のベルはエマワトソンなのでイギリス英語がちょっと難しいと思います。アニメは早口な人があまり出てこない印象なので比較的聞き取りやすいと思います。
3. アナと雪の女王 / FROZEN
難易度★★☆
大人気アナ雪です。最近のプリンセスはスラング的な表現も使いますし、最初に紹介した2つのアニメに比べるとかなり現代的な表現を使っているところが多い印象です。先ほども紹介したように歌が覚えられるとカラオケで盛り上がるのでおすすめです。
4. 塔の上のラプンツェル / TANGLED
難易度★★☆
英語名のTANGLEDは “からまる” という意味で、長い髪を印象づけています。こちらもアナ雪と同じで現代的な表現が使われているところも多く、また日常で使える短いフレーズもたくさん出てくるので、会話に取り入れやすいと思います。
5. インサイドヘッド / INSIDE OUT
難易度★★★
他のディズニー映画に比べると主人公(?)のJOY(ヨロコビ)の話し方が早い印象です。ボキャブラリーも豊富なので、ステップアップとして挑戦するにはもってこいかと思います。五つのキャラクターがそれぞれの感情をもっているので、感情表現などもわかりやすく学べるのでおすすめです。
6. 魔法にかけられて / ENCHANTED
難易度★★★
この映画はアニメと実写を行ったり来たりします。アニメは比較的理解しやすいですが、実写の舞台がニューヨークのため、ニューヨークの人の話はかなり聞き取りに苦労します。こちらはリスニングとボキャブラリーのステップアップにどうぞ。2007年公開の映画ですが、個人的にこの映画がディズニー映画の中では常に上位に入っていて未だに更新されません。夢見るプリンセスからニューヨークで感情が移り変わっていく様子はとても興味深いです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
この記事では英語学習に効果的なディズニー映画を紹介しました。もちろんあなた自身好きな映画などがあればそれで勉強するのも効果的だと思います。
大切なことは繰り返すことです。無理なく楽しい時間を過ごしながら勉強できるようしてみましょう。