ILACでどこまでスキルアップ出来たの? 実体験をもとに解説!

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これからワーキングホリデーや言語留学を試みている皆様。こんにちは!

言語学校はたくさんあり「正直どれが良いのかわからない!」などありませんか?

私自身もそうでした。せっかくお金を払って語学学校に通うなら

  • 自分にあった最高の学校を選びたい
  • ただパンフレットを見てるだけでは想像つきにくい
  • なかなか実体験に関する情報が少ない

など、言語学校に悩みました。。。

そんな経験があったことから、今回は私が通った学校「ILAC」について、私自身の経験を皆さんに共有できればと思い書くことに致しました。

同じ様に困っている皆さんに笑顔になってもらいたい一心で書くことを決めたので最後まで読んで頂けたら幸いです!

それではみていきましょう!

目次

  1. 実際どこまでスキルアップ出来たの?
  2. なぜILACを選んだのか!?
  3. ILACの特徴
  4. メリットと感じた3点
  5. デメリットについて
  6. レベルが上がらない停滞期について

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実際どこまでスキルアップ出来たの?

結論から述べますと、単語を並べて話すレベル(レベル2)から半年で日常的な会話がスラスラ行えるレベル(レベル8)まで成長する事が出来ました。

ちなみに、レベル1は、アルファベットが分からないレベルになります。

では何をどの様にどのくらいやったのか?についてを自分自身の経験を踏まえて、深掘りしていこうと思います。

17段階のレベル構成

ILACのレベル分けは全部で17段階あります。

2週に1回、ILAC版のケンブリッジ英検テストを元にレベル分けを行なっています。ケンブリッジ英検テストはイギリスのケンブリッジ大学の英語検定資格です。詳しくは下記のケンブリッジ英検とは?を参考にして下さい。

ILAC独自のテストを初回と2週定期で受けていきその人のレベルを測っていきます。

先程も伝えましたが私の場合は、高校受験や大学受験など受けてきておらず。。私の様に英語が苦手教科の方だとレベル2くらいから始まるかと思います。

対して、私の友達の例ですが、高校や大学の受験勉強し、英語の単語や文法は完璧!だけど、リスニングやスピーキングは少し苦手という方はレベル6から始まりました。

その後、その友達は、半年でリスニングやスピーキング全て終了し、次に各パート(資格の対策等)の強化に入るレベル12という結果だった様ですよ!

各パートは、レベル10以降から希望制でクラスを選択できます。

ですので、どのくらいレベルが上がるのかというと「大体滞在月数×1」レベルくらいでしょうか?3ヶ月であれば、3(ヶ月)× 1 + 2(元のレベル)= 5レベルくらいの感覚で英語が上達すると思います。

もちろん自分の頑張り次第でもっとレベルを上げることは可能です。

ILACのテストは「Writing」「Listening」「Reading」「Speaking」というすべてのパートで評価します。またパートごとに、特に苦手なパートもしくは、伸ばしたいパートを選択して受講することも可能です。各個人のニーズに合わせてくれるのもありがたいですね。

ケンブリッジ英検

ケンブリッジ検定とはイギリスのケンブリッジ大学の英語力検定テストで世界1の英語検定テストです。最高レベルのテストは日本の英検一級を超えています。

この資格の有効期限はありません!

私は半年間、このテストのReadingとListeningを受けてきました。

ReadingとListeningは英検3級の初歩レベルからクラスのレベルが上がっていくとテストのレベルが上がり、レベル8/9で英検準2級程度のレベルです。Readingは約1時間、でListeningは30分で選択問題。は2週に1回、水曜日に行われました。

なぜILACを選んだのか!?

合計半年間、バンクーバーでは一番規模の大きな言語学校であるILAC(International Language Academy of Canada)に通いました。

ILACを選んだ一番の理由ですが、「1番規模が大きかったから」です!

とてもシンプルな理由なのですが、規模が大きい分 ”出会える人もいっぱいいるのでは?”と思ったからです。

私は単純な理由で選んだのですが、今振り返ってみても、やはり友達も沢山できましたし、とても良い経験ができたなと個人的には考えてます。他の学校には行っていないのですが、振り返った時にその様に思えるというのはとても良い事だなと思います。

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ILACの特徴

ILAC と言ったらなんと言っても規模の大きさ!カナダ最大といわれています。

バンクーバーにそれぞれ複数のキャンパスを持っていてとにかく国籍豊富!!レベルが下の方のクラスにはアジア系と南米系が多い印象。レベルが上がっていくとフランス人が増えてくる印象。

また毎年、数々の賞を受賞しているのも魅力かなと思います。

  • Top choice award WINNER 12 YEARS IN A ROW
  • Top Language School in Toronto(2007 to 2018)
  • Top Language School in Vancouver(2012 to 2018)
  • JAPAN5-YEAR WINNER(2010, 2013, 2017, 2018 and 2019)

バンクーバー校とトロント校でそれぞれ連続で賞を受賞している様で、日本人が選ぶ賞も何年も受賞していたりと選ぶ上で信用がありました。

レベル別クラス表

上記の17段階のレベル構成でも書いた通りクラス分けが細かく行われています。

レベル1〜9はジェネラルクラスで基本の英語を勉強します。

レベル10以上は「ジェネラルクラス」「TOEFL対策クラ」「IELTS対策クラ」「ビジネスクラス」「パスウェイクラス」の中から自分で選択します(ちなみにパスウェイは大学進学志望者クラスです)
Lv.1 Lv.2-3 Lv.4-5 Lv.6-7 Lv.8-9 Lv.10-11 Lv.12-13 Lv.14-15 Lv.16-17
ジェネラルクラス
ジェネラルクラス
ケンブリッジ英検対策
TOEFLクラス
IELTSクラス
ビジネスクラス
パスウェイクラス

大体の人はジェネラルクラスを希望しますが、19歳くらいはパスウェイ、20代前半はビジネスクラスという印象です。

ちなみに、カナダの大学に通うために一度ILACに、通う人がよくいます。なぜなら、ILACは認定校らしくバンクーバーの大学と連携しているので大学に行きやすくなるそうなのです。

もっと詳しく知りたい方はBokuranoVancouverのFacebookページで質問をポストしていただければと思います!

メリットと感じた3点

先生が優しい!

オレンジ色のTシャツの人が先生Amir

先生が優しくて凄く助けてくれます。

海外の先生ってどんなイメージでしょうか?私は勝手に常に冗談を言っているか、凄く真剣な眼差しで意見を求めてくるそんな極端なイメージでした。

初めて会った先生はイラン出身の先生で見た目はガンディーっぽい。見た目の硬さとは裏腹にとてもファンキーな性格で授業を受けていて飽きなかったです。そんなクラスの初日は苦笑いから始まりました。

生徒たちのカタコトで自己紹介。

けど皆んなカタコトで自然と笑顔が出たのを覚えてます。グループワークが基本でグループで勝つとお菓子をくれました!とても楽しく英語への恐怖心とかはありませんでした。その他にも、先生達の国籍も多国籍!日本人の先生にも出会いとてもびっくりしました。

友達が作りやすい

バースデイパーティの写真

同じ英語力の人が集まるので、比較的に仲良くなりやすいです!

みんな同じような間違えをしますので私の英語が間違ってるからダメとか気にせず相手の英語が間違ってるから嫌いとかありません!

仲良くなるとクラスの皆んなで遊園地行ったり、誰かの家に行ったり、バーベキューしたり、打ち解けるのは早いですね!

学業以外のイベントもサポート

ロジャースタジアムで見たアイスホッケー

ILACでは毎月イベントがクラスに配られます。

パーティではフリーでワンドリンクとフード食べれたりしますので参加しやすいです!ただ、数量限定なので基本、争奪戦です

旅行会社が毎週末ツアーも企画してますのでオーロラを見に行ったりロッキー山脈にいったり、バンクーバーのアイスホッケーチームのカナックスの観戦チケットも格安で手に入ります。そこで出会った友達と遊びに行けます!

またそれ以外にも日本人の方が在中していますので何かあったときはとりあえずその人に聞くとなんでも解決してくれます。お金に余裕がある人は是非行ってみてください!自分で行くより簡単で安くなっていると思います!

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デメリットについて

正直デメリットもありました。

それは、”テストが難しい”。こちらは捉え方によってはメリットになるかもしれませんが、テストが難しかった事でモチベーションが下がってしまうこともありました。

上記にも説明した様に、ILACでは、ケンブリッジ英検を基本としたILAC独自のテストを初めと2週に一度受けなくてはいけないです。

これが日本人には難しい。。。

特にListeningが難しく、フランス人やトルコ人は簡単に解いていきます。

はじめは同じクラスだったブラジル人やトルコ人の友達はどんどん上達していき、自分は少しついていく事が出来なかった分、頑張る励みになりました!

なので上手な友達がいた場合は、その方に積極的に話にいく事をお勧めします!

自分のレベルをあげようとケンブリッジ検定ついて勉強しますがそれの為の勉強になってしまうので「日常で使わない表現」や「授業でもやらない」ことばかりだったりする事がありました。

あくまでも、ILACのクラスのレベルの話であり、英語のレベルとは別な気がしますので勉強する内容は、なりたい自分を元に決めた方が良さそうです!

レベルが上がらない停滞期について

レベルが上がらない時、凄く時間の勿体無さを感じることがありました。

テストは必ず2週目の水曜日に一斉に受け、木曜の朝に結果がemailで届き、金曜には次のクラスの場所が届きます。その為、早いとその次の月曜日から上のクラスで授業を受けることになります。

毎回合格していけば何も感じませんが、不合格だと同じクラスで受けることとなります。他の人がレベルが上がっていく中、また同じクラスだなぁと思っていると下から上がってきた人、ILACが初日の人などがやってきます。

また2週間後テスト受けますが、周りのレベルばかりが上がっていくと何というか単純に辛いです!!!

ストレスを発散する方法

私がそんな時に行っていた、発散方法も一緒にご紹介します!

  • ハイキングでリフレッシュ
  • 学習内容の切り替え

の2点を主に行っていました!

バンクーバーには、近くにGrouse Mountainという有名で立派な山があります。ダウンタウンからバスで30分で行けるので、山登りが好きな方は是非、挑戦してください。気分が一気にリフレッシュされます!

勉強は勉強とは考えずに楽しく学びたいですよね!

勉強ばかりでなく友達とカフェやバーで英語で話すだけでも、楽しく学べ、気分が晴れてとても気が楽になりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

私の場合は結論、単語を並べて話すレベル(レベル2)から半年で日常的な会話がスラスラ行えるレベル(レベル8)まで成長する事が出来ました。

ILACでは、周りの友達を含め、「滞在月数×1レベル」くらい英語が上達する様に感じました。

友達も沢山作れ、アクティビティも盛んな反面、テストがのレベルが高く、努力が必要です。今振り返っても、カナダで言語学校通うなら自信を持ってILACをオススメします。

  • 手厚いサポート
  • アクティビティの充実
  • 数多くの国籍の生徒
  • 個人のニーズに合わせた英語学習
  • 先生の優しさ(これは保証されません)

同じ意志を持った人と出会うことって難しいと思いますが、ILACはテストも厳しく、ストイックな人が多い印象です。なので強く同じ意思を持った人と出会えるのはILACならではのメリットと言えそうです!

以上が私の経験から言えるILACです。学校選びに迷われている方の参考になってくれると幸いです。

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この記事のライター

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Keita

バンクーバーに2019年7月から学生ビザ→2020年1月からワーキングホリデービザに切り替えて25歳を満喫中。インスタグラムはコチラから

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