【自力ワーホリ】学校に行かないワーホリでのステップアップ
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カナダへのワーホリを考えている皆様こんにちは!
- お金はないけどワーホリに行きたい
- ある程度は英語ができるから学校に行かずに行こうと思っている
と不安なことも多いのではないのでしょうか?
かくいう自分も不安いっぱいのなかワーホリをスタートし、今ではバンクーバーの有名カフェでフルタイムの仕事を得ることができています。
そんな自分の経験を共有することで同じような悩みや不安を抱えている方が一歩踏み出せるキッカケになれば、と思いこの記事を書くことに致しました。
この記事では、自力ワーホリのやり方や実際に現地でどのように自分がステップアップしていったかを書いていきますので、参考にしてもらえたら嬉しいです!
それではみていきましょう!
目次
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なぜ自力でワーホリに行こうと思ったか
カナダでバリスタとして働く。それが日本でバリスタを始めたときからの夢でした。
もちろんまずはお金のことを考え、貯金などを始めました。ただし日本でのバリスタは給与が低く、なかなか貯金も増えません。
当時なんとか費用を安く抑えてワーホリに行けないか…と考えていた私は、エージェントをまったく使わない自力ワーホリ決めました。
英語力としてはTOEICスコアなどは勉強してある程度取れるけど、英会話となるとまったく自信はない、という英語力。いわゆる典型的な日本人英語学習者でした。
当時、英語だけのWebサイトにはまったく慣れていませんでした。なのでビザ申請の方法や現地情報を教えてくれる日本語Webサイトもあったことはすごく助けになりましたよ!
英語力にそこまで自信のない方でもかなりの情報を得ることができます。実際ビザ申請においては日本語での情報だけで問題ありませんでした。
語学学校について
次に考えることは語学学校をどうするか?だと思います。
語学学校に行くか行かないかは正直にいって個人の目的によります。お金に余裕があったり、英語にまったく自信がない・・・という方は数週間行くだけでも友だちができたり、情報が得られたりで現地での生活になじみやすくなると思います。
最初からフルタイムで働きたかった私は語学学校には行かない選択肢をとりました。
『最初から働くぞ!』という想いを持っている方が学校に行ってしまうと、せっかくの1年間フルタイムで働ける権利を減らしてしまうことになります。自力で海外旅行ができるくらいの英語力があるならば学校に行かないという選択肢は全然アリです!
自力ワーホリに必要な事前準備
ここでは自力でワーホリをするために私がしたことを共有していきます。
何が必要か?
さて、いざ自力ワーホリしよう!と決心したはいいけど、エージェントを使わないということは全て自分で用意しなければなりません。
今回自力ワーホリにあたって最低限必要だとわかったものは
- ワーホリビザ
- 片道航空券
- 入国後の当面の滞在先
主に、この3つになります。
これ以外にも海外保険などあげればまだまだありますが、とにかくこの3つが経験上必ず必要です。
ワーホリビザ
考えていたワーホリの時期は2019年の夏、私が30歳になってから。そう、よく言われる『ギリホリ』ですね!
2019年6月にカナダに入国したのですが、本格的にビザの準備をし始めたのは2019年になってからでした!
2019年のビザ申請が解禁されたのは2019年の1月。私は2月に申請し、3月末頃に許可がおりました。通常は申請から8週間がある程度の目安になると言われており、実際にその期間が待機時間でした。
ワーホリの有効期限は発行後1年間、そしてその間にカナダへ入国するとそこから1年間がワーホリでの滞在可能期間となります。ある程度余裕をもってビザだけ先に取っておき、行く時期はあとから考える、というのが一番スマートな申請方法かなと思います。
ビザ申請費用
2020年度の申請要件を見ると、ビザ申請に必要な費用は
- IEC申請料金 153カナダドル
- Work Permit申請料金 100カナダドル
- 指紋認証料金 85ドル
合計338ドルになります。
この指紋認証というものが厄介で、日本での対応施設は2020年2月現在東京と大阪の2ヶ所のみ。お住まいの地域の方によっては交通費がかなりかかってしまうことになりますのでご注意下さい。
航空券
航空券は片道なのか往復なのか、FIXなのかOPENなのか、様々種類がありますが結論から言うと自分の場合は片道で問題ありませんでした。
もちろん往復OPENチケットを購入することがトータルで見ると安く済むと思いますが、なにより初期費用を抑えたい!という方は片道航空券でも問題はないです。
当面の滞在先
エージェントを使わないと考えている皆さんはおそらくバンクーバーに到着してから家を探そうと考えている方が多いかと思います。とはいえバンクーバーで短期間で自力で住む家を探すことはとてつもないエネルギーが必要になります。
自分がステイしたのHI Central Vancouverというホステル。出発の1ヶ月前に予約し、4人共同部屋に1週間滞在しました。朝食も無料で食べ放題、ダウンタウンに位置しているのでアクセスも良かったです。当たり外れがあるので、滞在先はBooking.comやExpediaで場所や評価なども見てから決めた方が良いと感じました。
このときかかった1週間のホステル代は1泊60ドル×7ほどでトータル約40,000円でした。
部屋探しについて
探す際の王道はJpcanadaとcraigslistです。部屋探し中はこの2つのサイトを逐一見て、良さそうな物件があったらすぐにコンタクトをとりましょう。
コンタクトはLINEやメールでも取れるオーナーが多いですがSMSでしか連絡が取れない方もいます。なるべく早めにSIMカード契約をしましょう。
詐欺などもあると言われますが自力ワーホリはビビったら自分以外に誰も何もしてくれません。注意は必要ですが何よりも動くことが大事です。
ワーホリにかかった初期費用トータル
さて3つ最低限必要な初期費用について書いてきましたが
- ビザ申請について 338カナダドル
- 片道航空券 80,000円
- 1週間分のホステル滞在費 40,000円
約150,000円でした。(当時 $1CAD ≒ ¥80 レート)
先述のエージェントを使ったワーホリと比べると自力ワーホリは初期費用が格段に安く済んだなと実感しました。
それ以外の費用
すぐに働くとはいえ、もちろん当面の生活費などある程度の蓄えはないと不安で夜も眠れないということにもなります。
実際バンクーバーに到着して3日目のときには住むところも働くところも決まっていないという不安でまったく寝られなかった記憶があります。
1ヶ月は何もしなくても生きていけるくらいの蓄えは安心して行動するためにも最低限用意していくことが大切です!
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現地到着後のステップアップ
やっと準備も終わりバンクーバーに到着しても、現地到着後は独りです。孤独です。それが自力ワーホリです。
ここからは実際どうやってステップアップしていけたのかを書いていきたいと思います!
自分の働きたい分野を定める
自分の場合は職探しのキーワードとしてローカル・カフェ・フルタイム、この3つを軸に職探しを開始しました。
もともとの目標がローカルカフェでバリスタをする、が目標だったことに加え、しっかりフルタイムで働くことで自分の経験を最大値にしたいと考えたからです。
このようにキーワードを定めたことで結果的に最初から後悔のないところで働けていけていると思います。
例えばカフェというだけでも様々なカフェがありますよね。どこに応募しようか迷ったり、逆にヘタなところに応募して後悔しないためにも3つほど自分の軸となるキーワードは持った方がいいと感じました。
職探しの方法
自分の職探しのメインはcraigslist・Jpcanada・インスタグラムでした。
特にカフェでの職を探している方にはインスタグラムがオススメです!多くのカフェは求人サイトよりも自分のインスタグラムアカウントより先にHiringの情報をアップします。
また気になった職場には実際足を運びましょう。実際のお店の雰囲気や店員さんの感じを見ることも大事です。
詳しい職探しの方法やレジュメについてはこちらのshoheさんの記事がとてもうまくまとめられていますので是非参考にしてみてください。
私もこちらの記事にある通り、オンラインでレジュメを送り、面接・合格まで辿り着きました!
私もこちらの記事にある通り、オンラインでレジュメを送り、面接・合格まで辿り着きました!今の職場で働けることになったのはバンクーバー到着から1ヶ月後のことでした。
ネイティブだらけのローカルカフェ
さて運良く仕事はゲットできたのですがここからまた悩みの連続でした。
ローカルカフェなのでお客さんもスタッフもネイティブだらけ。最初の1ヶ月はオーダーすら聞き取れない状況で、仕事に行くことが毎回つらかったです。
ここで大事だと感じたことは自分にできることをやることでした。
どうやっても英語力はすぐには上がりません。コミュニケーションが難しいだけに信頼関係も築きづらいです。
でもその仕事であなたがやれることを一生懸命することで『あ、この人は英語は苦手だけどこの仕事は得意なんだな』と理解してくれるようになります。
自分の場合はコーヒーを淹れること・笑顔・きびきび動くことには自信があったのでこの3つだけはシフト内で気をつけることをしました。
仕事以外のアクティビティの重要性
上記以外にもしていて良かったな、と思ったことは仕事以外にも色々なことや場所に行くことでした!
日本と違って仕事中に他スタッフやお客さんと会話する機会はかなり多いです。話のネタや、自分という人間がどんな人かわかってもらうためにも仕事以外にも何かすることは大切だと感じました。
自分の場合は色々なカフェに行ったり、コーヒー関連の大会に出場したり、近場でも色々なところに行ってみたりしました。あとはNetflixでドラマなどを見るということも地味に会話のネタになりました!
ワーホリも終盤になって
このように毎日頭が爆発しそうになりながらも働き続けてきたおかげで今では仲の良いスタッフと休日に出かけたり、『もっとここに残って!』と言ってくれるようになったり、頑張ってきて良かったなとようやく感じられるようになりました。
いまだに英語で苦労することは日常茶飯事ですが、1つずつ色々なステップを恐れず踏んできたからこそ今の環境を得ることができていると感じます。
自力ワーホリをやってわかったメリット・デメリット
ここまで自力ワーホリの経験について書いてきましたが、実際行った上で感じたメリット・デメリットについて書いていこうと思います。
メリット
- なんといっても初期費用が安く済む
- 自分で全てやるのでサバイバル力が身につく
- 1年という限りある時間を全て自分のやりたいことに使える
エージェントを使ったり学校に行ったりすると良くも悪くも「誰かが自分の代わりに何かをやってくれる」「やりたいことよりもやらなきゃいけないことの方が多い」ことがたくさんあり、自分で自分ことをコントロールできる割合が少なくなります。
デメリット
- 常に不安がつきまとう(特に初期)
- 困っても誰も自分の代わりにやってくれない
- 仲間ができづらく、情報も得づらい
エージェントも使わず学校にも行かない、ということは圧倒的に孤独を感じることになります。特にワーホリ初期は言語もロクに通じない中生きるために必死で毎日しんどい思いをしました。
海外経験が少なく、安心・安全に心地よく生活したい。そういう方はエージェントを使った方が圧倒的にオススメです。
最後に
自力ワーホリもエージェントを使ったワーホリも、どちらが優れているというわけではありません。
現に周りにはエージェントを使ってワーホリをしてたくさんのサポートを受けていたり、学校に行ってたくさんの仲間と日々切磋琢磨していたりするワーホリの方たちもいて、正直うらやましく感じることがあります。
それでもやはり自力でビザ申請から最初の生活周り構築、職探しなどをやり遂げたということは自分の中でも自信になっています。
不安や失敗は常に付きまといますが、自力ワーホリを考えている皆さん、ぜひトライしてみてください。充実したワーホリになることを願っています!