【男性必見】ダウンタウンに格安でシェアハウスに住む唯一の方法
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バンクーバーに来ている男性にとっては安くて立地の良い物件を探すのは相当苦労します。物件探しをするたびに目にする「女性限定」の文字。
今回は、自分の実体験を元に、ダウンタウンに格安でシェアハウスに住む唯一の方法をご紹介したいと思います。
記事の対象者
この記事の対象者は、「1年以上バンクーバーに滞在する予定のある男性」です。 特に大学や専門学校に通う予定のある方に、節約しつつ綺麗な設備の整った住居に住む方法として、少しでも有益な情報を届けられたらと思いこの記事を書くことにしました。
では、見ていきましょう。
目次
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シェアハウスは割高
まず、第一前提として少しでも節約したい場合、シェアハウスをオーナーから又借り(サブレット)ないことをお勧めします。
ほとんどのオーナーはシェアハウスを一つのビジネスとして行っており、 オーナー自身が契約している料金よりかなり割高で部屋を貸し出しています。
例えば、2LDKのコンドを $2,500CAD/mon でオーナーが契約していた場合、
- 1部屋を2人用(カップル用 or 女性2人)で $1,300CAD / room(これが2部屋分)
- リビングを2人に $750CAD / person
- デンに1人 $600CAD / person
- ソラリウムに1人 $750CAD / person
計:$5,450CAD / mon
などで様々な学生に貸し出しています。つまり、通常の2倍増しなどの値段を設定しています。
この設定は高すぎると思う方がいるかもしれませんが、学生は世界中から毎年来ます。さらには自分で部屋を契約する能力がない方がほとんどなので立地次第で常に満員にすることができます。
実は私たちは節約したいと思っているのにも関わらず、倍以上の価格を払っています。 この事実をまずは理解した上で長期滞在方法を考えるのはとても重要です。
節約するなら自分で契約
上記の事実上、最安値は自分で契約することになりますが、 多くの人が割高なのを承知の上で、物件を探しているかと思います。(私自身はじめはそうでした。)
理由として
- 契約の方法が分からない
- 保険にも入らなければいけないなど色々小難しそう
- そもそも契約という言葉に恐怖感がある
- 勇気がない
など理由は沢山あると思いますが、私の場合は、なかなかできる経験ではなく、結局は友達と一緒に借りる必要が少なからずあるという理由から、友達2人を説得し、なんとか重い足を踏み出す決意をしました。 私自身かなり不安ではありましたが、結果何とかなりました。
契約の流れ
ザックリとした契約までの流れは以下の通りです。
- 共に暮らす友達を探す
- 物件を探す
- 部屋割りや値段を議決する
- 物件と契約
- 住宅保険との契約
- インターネットの契約
- 引っ越し
という流れです。実際面倒なことが多いですが、
結果としてダウンタウンに、中庭+ジム付きのコンドに $500CAD / monで友達と住むことができました。
実際に自分が帰国する際、別の友人と契約上の名前を書き換えることでそのまま部屋を引き継ぐことができたので、別の学生の為にもなり結果良かったなと思いました。
家具は中古で揃える
自分で物件の契約をした場合、家具を用意する必要があると思いますが、私の場合はベッド以外全て $0 ~ $50でライトから机まで揃いました。
JPCanadaを利用して、「もう帰国するので引き取って欲しい」と、出品している家具を格安で買いました。特に大型の家具は処分するのにもお金が掛かってしまうため、意外と無料でも引き取って欲しいという方もいます。私はソファーですら無料で手にすることができました。
ベッドは新品を購入すること
ここで気をつけていただきたいのは “ベッド” に関しては必ず新品のものを購入する様お願いします。 バンクーバーではベッドバグがいることが多く、身体中が刺され痛い思いをする人も少なくありません。
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契約時の苦労と失敗
契約時に予想していなかった事態がいくつか起こったので、書いておきたいと思います。
リビングには人は住めない
普段シェアハウスで生活していると当たり前になってしまっている『デン・ソラリウム・リビングで寝る』という行為は認められない場合があります。これは契約時の人数が部屋数より多い場合に高確率で聞かれます。
私の場合、まさに3人でそれぞれ、デン、ソラリウム、ワンルームと部屋割りをしていた為、はじめは認められず、「契約できません」と言われていました。理由として、他人に又貸しビジネスをする人が多いからです。
しっかりと、学生であるということを説明し、契約外の人を泊めないなど規則を守った上であり、仲間全員がそれを承知の上である旨を伝え、特別に許可をしてくれました。
・家賃を支払える経済力・ビジネスをするつもりは一切ない
の2点さえ、しっかりと伝えさえすれば問題はありません。
家賃の支払いは小切手
家賃は代表が一括で支払う必要があります。その際支払う額が基本的に高額のため、現金やカードで支払うことができませんでした(場所にもよると思います)。
多くの場合、家賃の支払い日近くに銀行で金額を支払い『小切手』を発行してもらいます。それをコンドのマネージャーに渡せば完了です。
水道代と光熱費の注意点
コンドの契約の種類によりますが、家賃に水道代(hydro)と光熱費(utility, hot water)などが含まれている場合と含まれていない場合があります。契約時にどの様にチャージされるのかしっかりと聞きましょう。
日本人と住め
自分で物件を契約する際は日本人と一緒に契約することを強くお勧めします。
私の場合、日本人2人・中国人1人で一緒にコンドの契約をしてシェアをしていましたが、 その内の中国人のハウスメイトと文化の違いから徐々に不仲になっていき、最終的には1人で夜逃げをして突然いなくなってしまうという事態が起きてしまいました。
その際は2人でその1人分をどうにかしのぎ、新しいハウスメイトを掲示板で募集しました。(幸い、条件がいいのですぐに決まりましたが)
文化の違いなどから不満があったとしても、自分たちで契約している限り責任があるのでそう簡単には家を移動することはできません。
日本語は話さない意識をする
ただ、ハウスメイトに日本人がいる場合、初めに出来る限り英語で会話をしたいと相談をしておきましょう。日本語を話すとその心地よさに依存してしまい、英語を全く話さなくなってしまう危険性もあります。
英語が上手な日本人と一緒に暮らすのも手かもしれませんね。
最後に
今回の記事では、良い物件をダウンタウン内で探すなら、自分で契約するのが最安でいい経験になりますという話を実体験を元に書きました。また、今回は割愛しましたが、実際に契約するときの流れなど、別の記事としてかけたらと思います。
どうでしょうか? 少々手間ではありますが、本気で友達と一緒に引っ越そうと決意さえすれば、ものの1ヶ月で最高の物件に格安で住むことができます。
仮に失敗や、痛い思いをしたとしても、良い経験になるのではないでしょうか?
この際に勇気を振り絞って挑戦してみてはいかがでしょうか。