カナダ ワーホリ体験談!ジャパレスで1年間働いてみて 英語力はどうなった?
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カナダにワーキングホリデーに来て誰もが通る道、”アルバイト”。 私自身含め、はじめは英語が思う様に話すことができず、自分でも働けるアルバイトを探すのに苦労しました。
そこで、ジャパレス(日本食レストラン)でアルバイトを始めるといった人が私含め数多くいらっしゃいます。
日本人が多く働いているジャパレスでアルバイトをして意味があるのか?また、英語は上達するのか?どのように仕事をしていくのか?など
この記事では、英語を上達させる為にワーホリを利用している人に向けて、 私がカナダにいた3年間のうち、1年間実際にジャパレスで働いてみて、どのように英語力が変化していったのか?
について解説したいと思います。
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目次
※ここで解説する内容については、あくまでも私自身の事であり、参考程度に考えていただければと思います。感じ方や、英語力の成長については個人差がありますのでご了承ください。
では見ていきましょう。
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働く前の英語力について
私がジャパレスで働き始めたのはカナダのバンクーバーに来てから3ヶ月くらいの時です。 当時の英語レベルはというと以下のような感じでした。
- TOEIC300点
- 面接で落ち続け、アルバイトをさせてもらえない
- いきなり挨拶をされると、緊張して挨拶すら出ない
全くといって良いほど使えるレベルではありませんでした。 そこで、ジャパレスから働いてみようとJpcanadaのアルバイト求人から応募しました。
英語が全く話せない方でも「初心者大歓迎」という募集がたくさんあるのですぐに見つかりますよ!
仕事内容について
始めたアルバイトの職種としては「サーバー」と言われるウエイトレスの役割をやっていました。 内容としては 、
- お客様への挨拶 / スペシャルメニューの説明
- ドリンク / 前菜 / 食事などの注文を聞いてオーダー
- 食事のサービング / バッシング
- 水のリフュール
- お会計
- ホスト(受付)
- 電話での予約受付・リマインド
などです。
始めてから1ヶ月未満
始めた当初はまだ、オーダーは取れないので主にバッシング(食べ終わった皿を下げる)、水のリフュールをしていました。一度でも飲食店で働いたことのある人にとっては慣れた作業かもしれません。私の場合は経験がなく、水のリフュールを忘れてしまったりと慣れるまで1週間くらいかかりました。
同時に、メニューを覚えたり、オーダーの書き方、キッチンへの伝え方など、実際にオーダーをとる際に必要な知識についてのレクチャーをしてくれていました。その際も、オーダーを先輩と一緒に取るなどして場慣れする機会をくれました。
大体オーダーを自分で取れるようになるまでに1ヶ月もしくは1ヶ月掛からない位といったところだと思います。
始めてから2ヶ月程度
毎日のようにアルバイトを続けていると、2ヶ月目くらいで「1. スペシャルメニューの説明」から「5. お会計」までが出来るようになっていました。
はじめは物凄い勢いで色んな事をインプットするので、ミスが多かったりすることもありますが大体の基礎的な業務はこなせるようになっていたと思います。
始めてから半年程度
自分の場合は初めて半年くらいから、出入り口でお客様を席に誘導したり、席を決めたりするホストを担当できるようになったり、電話で予約の受付やお客様にリマインドで電話を掛けたりという業務がある程度できるようになりました。
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身についた英語力
ジャパレスで働いてから、働く前と比べてかなり英語が話せるように感じます。 全く話せなかった状態からなので、ジャパレスで働き始めてからの半年間は、物凄い成長を自分自身で感じると思います。
接客英語と瞬発力
一番はもちろん ”接客に関する英語力” が確実に身につきます。(※レストランで活用する接客英語)
ジャパレスで働くと同じ文章を1日に何度も言います。この反復作業が初めはすごく重要で、たとえ、ある一定のセリフしか利用しないにせよ、シチュエーションによってどの文章を使うかなど無意識に選び対応する瞬発力がつきます。
私の場合、いきなり挨拶をされると、「英語がきた!!」という驚きから挨拶を返すのですらぎこちなかったのですが、ジャパレスで働いたことで、その対応力がついた様に思います。
表現方法の向上
先ほど説明した様に、同じ文章を1日に何度も言うので、同じ意味で違う表現を試してみようという意欲が生まれました。と同時に発音なども気をつける様になりました。
同じ様な意味だけど言葉の使い方や発音ひとつで、お客様の印象は大きく変わります。
もし働く際は、余裕が出てきたところで表現の仕方について意識してみてください!
特殊な単語
働くジャパレスにもよりますが、そのレストランのメニューに含まれる食べ物の単語など、普段生活してたら使わないであろう単語を覚えたりもします。
レストランで働いた人ならではの知識として、ショッピング時などに意外な場面で役立ったりすることも!
メリットとデメリット
ここまで、ジャパレスで働いて身に付く英語力について解説してきました。メリットはたくさんありますが、もちろんデメリットもあるのでそれについて解説したいと思います。
メリットについて
やはり英語が全くできなかった人からすると、英語力が身についているなという実感をすることができます。比較的短い時間でどんどんインプットしていくので初めは辛いこともありますが、しっかり身になるという面では大きなメリットです。
楽しい時間
日本人と一緒に働けるので、わからないことがあったり、英語学習について情報のシェアができます。また、日本人同士仲良くなりやすいので休日にBBQに行ったり、ショッピングに行ったり、旅行に行ったりと仲間同士でかなり楽しい思い出ができます。
私は仕事終わりにカフェに行き、英語学習を一緒にすることなどがあり、英語学習を継続するのに良い機会だったと思います。
ビザ
仲間にはワークビザの申請をアルバイト先に就職したりと、長期的な滞在を考えるのであればそれが可能な道ができるという意味で大きなメリットだと感じます。
そのまま就職しても、お酒を販売していたりするレストランはチップやお給料が高く、日本で普通にサラリーマンをしている人、もしくはそれ以上稼げる場合があるので選択肢として見ておくのもありです。
デメリットについて
デメリットとしてあるのは、楽しい時間に身を流し、ワーホリにきた目的を見失うことがあります。私の知り合いにはジャパレスで働きはじめ、日本人としか連まなくなり、あまり日常英会話ができないことに帰国後に気づいたりと言う人も少なくありません。
学習意欲がない人
言語学校などに通っていたとしても、それなりに学習意欲がないと、同じ単語や文章をずっと使い続けてしまったりするので、自分なりに「どうしたらもっと上達するか?」などと研究して業務に取り組めない人には向いていないかもしれません。
初心者から上達は確実にしますが、中級者くらいからはなかなか知っている知識のみで仕事ができてしまうので気をつけてください。
まとめ
私自身実際に働いてみて、後悔は一つもしていません。寧ろ、仲間もできたし英語もある程度上達できたので、ジャパレスで働かなかったら今がないのではないかと思います。
しかしある時を境に、それ以上の上達ができなくなってしまうという事と、「自分は英語がペラペラだ」という錯覚を起こしてしまいがちです。それに気をつけ、あくまでもステップアップとして働くことをお勧めします。
今回はジャパレスに1年ほど働いてみて、英語力がどう変化したのかについてを解説しました。この記事が、読者にとって参考になればと思います。