【必見】絶対に飽きないビジネス英語の勉強法
359view
まず始めに、ビジネス英語と聞いたときにみなさんはどのような印象を持ちますか?
なんか難しそう、始めるのに抵抗がある、など、ちょっととっつきにくいイメージを持っている方もたくさんいるのではないでしょうか?
今回はそんなみなさんに、ビジネス英語ゼロから到着後すぐにバンクーバーのオフィスで受付と電話の担当を任せられるまでに成長した私の、心の底からおすすめするビジネス英語の勉強法についてお伝えしたいと思います。
もともと私はバンクーバー留学前、日本で社会人として生活しながら英語を独学していましたが、ビジネス英語についてはなかなか手をつけられずにいました。完全にゼロの状態でした。
しかしあるとき、たまたま仕事でフィリピン人に手紙を書かなければいけないシチュエーションになったときに、気づきました。
どう始まってどう終わればいいのか見当もつかない。
私の会社で英語圏の人とかかわることはまれで、初めてその状況になったときに自分の苦手に気づかされました。正直話せるようになってきたかもと自信がついてきたときだったので、かなりショックでした。
みなさんはどうでしょう? ちょっと考えてみてください。
ビジネスシーン(電話)でよくある以下のことがすぐに英語ででてきますか?
今担当者は不在です。
後で彼から電話をかけさせます。
あ、ちょうど今戻りましたのでお電話おつなぎします。
日本でのビジネスシーンでよくあることですが、英語にすると短い文でもなかなか苦労しますよね。現地で電話や来客があったときは辞書で調べるということがもちろんできません。その場での一発勝負になります。
ワーホリを控えている人であれば、どの職種で働くにしても基礎を頭に入れておきたいものです。
でもどうやって勉強したらいいの?
そんな疑問を持っている方に私が実践したやりかたで有益な情報がえられた方法をお伝えします。参考書などで勉強するのもいいと思いますが、私は本で勉強が続かない人なので、同じタイプの人にお勧めです。
勉強方法は、仕事の基礎英語というNHKの番組で勉強する です。
スポンサードサーチ
NHKテレビ 仕事の基礎英語
わたしがこれをおすすめする理由は3つあります。
- 内容が10分程度なので時間がなかなかとれなくても勉強できる。
- 教育テレビなのにほぼバラエティのような感覚で見れる。
- 短いしおもしろいのに内容がとにかく濃い。
出演者全員のギャグ線の高さも魅力の一つ!
ドラマの内容としては以下のようになっています。
- 主人公の篠山の勤める会社で英語のみのミニドラマ。
- 状況に応じて台本を知らない篠山がその場にあった最適なフレーズを考え、英語で答える。
- スタジオにてネイティブのルーシーが篠山の英語を判定。(シーズンによって変わる)
- 大学教授の大西先生から正しいフレーズの発表と解説。
- おさらい
一回10分の短い番組で、笑える要素もたくさん入った、かなり有益な情報が詰まった番組だと思います。回を重ねるごとに大西先生の独特なキャラクターにはまっていきます。
この篠山がメインの番組は1シーズン100話で構成され、これがシーズン4まであります。では、ここからは私が実際に実践した勉強法について解説します。
”仕事の基礎英語” を使った勉強法
まずこの勉強用にノートを一冊作りましょう。
ステップは全部で4つあります。
- ミニドラマの内容から、篠山がなにを言わなければいけないか考える。
- 篠山の英語を聞き、文法的に修正してみる。
- 正解と解説をノートに書き写す。
- 最後まで見て、フレーズを繰り返し使ってみる。
では、解説していきたいと思います。
1. ミニドラマの内容から、篠山がなにを言わなければいけないか考える。
ミニドラマの中で毎回何かが起こります。
例えば、電話で取引先にスケジュールの変更を伝えなければならなかったり、部下に出勤時間を早めるよう注意しなければならなかったり。
この段階でミニドラマはいったんストップして篠山が何を伝えなければいけないかのナレーションが入るので、いったん動画をとめて、テーマをノートに書き写し、自分で考えてみましょう。
瞬発力も大事です。できるだけ簡潔に、素早く声に出して言ってみましょう。
正直、ほぼほぼ外れます。ビジネス英語は日常会話とは全然違うことを身をもって感じることでしょう。ですのであまり深く考えすぎず、自分だったらなんていうかな~と軽く考えて声に出してみましょう。
2. 篠山の英語を聞き、文法的に修正してみる。
動画を再開して篠山の英語を聞いてみましょう。篠山の英語も高確率で間違っています。文法的にどこが違うかな、と自分なりに篠山の英語を分析してみましょう。
これを行う理由ですが、篠山の英語のどこが間違っていたかが解説で明らかになるので、まずはその答え合わせができます。
ここではビジネス英語と言うよりは単純に文法の勉強ができます。
3. 正解と解説をノートに書き写す。
次に大学教授の大西先生より、正解発表があります。
そのシーンに一番ふさわしいフレーズがボードに貼られますので、それをノートに書き写しましょう。
それからネイティブのルーシーさんと大西先生によって解説があります。これが本当に大事なポイントを押さえていて、かなり有益です。
そのフレーズ以外にもたくさんの使えるフレーズがどんどん出てきますので集中して聞き、自分なりにノートにまとめてみるといいでしょう。
4. 最後まで見て、フレーズを繰り返し使ってみる。
インプットが終わったのでアウトプットの時間です。ホラン千秋さんがフレーズを読みますので、これに合わせてできるだけ同じように発音してみましょう。
以上が仕事の基礎英語というNHKの番組を見てできる勉強法です。
一回の番組が10分程度なので、今回のやり方だと15分程度で終わります。
私は一日3番組を目安に毎日見ていました。ただ見ていくと本当に面白い番組なので、なかなか止まらなくなります。笑
実際私は一通りこの勉強法を終えてからも、面白いので繰り返し見ていました。正直今でもよく見ます。全然飽きません。とにかく笑えます。とにかくおすすめです。
楽しく番組が見れた上で勉強できるのでこんないいことはないですよね。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は楽しくビジネス英語を勉強する方法という内容で記事を書きました。
私がこの勉強法で習得したものは、バンクーバーのオフィスでスムーズに働くための土台となり、本当に役に立ちました。働いているうちに何度もこの篠山と同じ状況にぶちあたり、そのときに学んだフレーズを使って困難を乗り越えてきました。
もしビジネス英語にチャレンジしたいという方は是非この方法で勉強してみてください。さぁ、ノートとペンを用意して授業のスタートです!