【バンクーバー移住】JALのCAを辞めてバンクーバーに移住した訳

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これからバンクーバーへワーホリ、もしくは留学をしようか検討している皆様、こんにちは!

日本での生活を離れ、長期間留学/ワーホリに行く事はとっても大きな決断になりますよね。

私もその気持ち、本当によく分かります。

なぜなら、バンクーバーに来る前に日本航空株式会社(JAL)で約2年間、客室乗務員として働いていたからです。厳しいと言われる訓練を終え、国内線と国際線、それぞれ約1年間勤務しました。

憧れの職業であったCA職をやめ、バンクーバーに行くと決めるまでは、もちろん迷う事や不安な事もありました。それは社会人の方、これから留学を考えてる方は皆さんも同じだと思います。

今回はそんな不安を抱える方々に向けて、

  • 私がバンクーバーへの渡航を決意した理由
  • 手に入るバンクーバー生活の魅力について
  • 同じ境遇の方へ簡単なアドバイス

について書きたいと思います。

少しでも不安を解消して後押しできるようにと思います。それでは見ていきましょう!

目次

  1. バンクーバー移住を決めた理由
  2. 渡航するにあたって考えた事
  3. 仕事をやめる事に抵抗はなかった?
  4. バンクーバー移住の魅力
  5. 最後に

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バンクーバー移住を決めた理由

実は私がバンクーバーに移住を決めた最も大きな理由は、遠距離をしていた彼の存在でした。

結局4年半ほどの遠距離生活の末、移住に踏み切った訳ですが、これが間違いなく一番の理由です。

それだけで日本を離れる決断をしたの!?
いえ、やはり将来がある程度見えてなければさすがにそんな事はできませんよ。

バンクーバーに引っ越すにあたり、色々な事を考えました。

  • ビザはどうするの?
  • 仕事は見つけられるの?
  • お金はどのくらい貯金しておいたら安心?
  • 万が一彼と別れたらその後はどうするの?
  • etc…

正直書き出したらキリがありませんよね。読者のあなたもそうだと思います。

それでも移住を決めたのは、全ての準備が整い、どうなっても大丈夫だという自信が持てるようになったからです!

では、私が具体的にどんな準備をしたか、詳しくお伝えしますね。

渡航するにあたって考えた事

ビザ

ワーホリ入国1年後に永住権を申請出来るプランを考えました。(永住権を取る方法はたくさんあると思いますが、今回は渡航するにあたって考えた事のみに集中して話す為に割愛します)

ポイントとしては、この時、上手く行かなかった時の為のBプランを必ず用意しく事。その方法で永住権が取れるかどうかは自分自身で決めれる事ではないからです。

「帰国する」「学校に通って滞在を伸ばす」など、選択肢は一つではないはずですので色んなチョイスを視野に入れておきましょう!

仕事

日本にいるときからバンクーバーの求人情報をチェックして、役に立ちそうな資格をGETしておきましょう!

例えば、パソコンで資料を作成するような業務をする場合は、それがすぐに出来ることが相手(雇用主)に伝わるような「ワード検定」や「エクセル検定」などです。

あとはもちろん英語力も必要です!バンクーバーにきてから語学学校に行く事ももちろん有効ですが、日本にいながらしっかり勉強もしておくと絶対良いです。

私は日本にいた時、勉強が全くできませんでした…反省点です。その分、苦労したという経験があるので、はやり出来る時に勉強はある程度しておく事をおすすめします。

費用

「無職でも1年は生活できる程度」+「ビザBプランとなった時に考えられる出費」+「α」を用意しました。

お金に関しては英語力と同様、あればあるほど良いです。ただある程度の目標額はあった方がプランも立てやすいかと思います。

あくまでも私自身がした事なので、「どの様な生活を送るのか」を自分自身とよく相談して決めましょう。人によっては30万程度を持っていき、ワーホリでアルバイトして生計を立てると言う人もいます。

一番重要な将来について

例えば、私のように恋人が移住の理由の方の場合は、

万が一別れて帰国しても、後悔しない1年にするプランを立てること。

理想ではなく、現実を考える必要があります。

人生に1回、どんな将来になってもせっかくのカナダワーホリが今後の人生で無駄な経験とならないように、キャリアアップ出来るようにしようというのはずっと考えてました。

私が言うのもおかしいかもしれませんが、せっかく良い仕事に就く事ができたのに、わずか3年でやめる事はそれなりに考え、悩みました。不安ももちろん。

ただそれを覆すだけのプラン設計と準備、そしてバンクーバーで頼れる存在がいたという事が決断できた大きな理由のように思います。

留学先に頼れる人がいない場合は、留学エージェントに聞いてみる事も有効です!実際住んでいる人から話が聞けるというのは絶対に損な事はないので、不安な方や話を聞きたい方は一度問い合わせをしていただくと良いかもしれません。

バンクーバーの留学エージェント一覧はこちらからチェックできるようです。

家族への相談

私は最初両親に、バンクーバー移住について賛成してもらえませんでした。私と同じように家族に反対される方も多くいると思います。

当時私がCA職に就いた事を両親はとても喜んでいたので、多少の反対は想定の範囲内。親はやっぱりいくつになっても親で、反対しているのは心配してくれてからなんですよね。なので皆さんも最初は反対されるつもりでいても良いかもしれません。

私は自分の考えているバンクーバーでの将来、それが実現できるだけのプランがある事を話し、彼にも挨拶に来てもらいました。

その結果、最後には「将来の事は自分で決めたらいい。でも困った事になったら相談しなさい」と言ってくれました。

家族のサポートや応援は力になります。説得ではなく、納得してもらえるよう話してみると良いかもしれません。反対されても諦めないでください!

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仕事をやめる事に抵抗はなかった?

JALのCAをやめる事に迷ったりしなかったの?やめる決断ができたのはなんで??

この質問はたくさんの方からされます。もちろん迷いました

決断をする上で、やめる事を考えた時に一番考えたのは「この先ずっとこの職業を続けていけるか」という事でした。

仕事で色んな国へ行け、色んな国籍のクルーと働け、色んな人に出会える素敵な職業です(数年の間で芸能人の方もたくさんご搭乗されました)。CAという仕事ができたのは私の人生にとってすごくプラスになったし、何よりとっても楽しかったです。

ただこの仕事を一生続けられる?と考えた時、私が出した答えはNoでした。

  • 気圧の変化で頭痛持ちになった事
  • 深夜便や時差の関係でスケジュールや生活がばらばらな事
  • 他の業種と比べると赤ちゃんが授かりづらい職場環境な事
  • 家を空けることが多く、離婚率が高い事
  • etc…

どんな仕事もそうだと思いますが、素敵な仕事の反面、ネガティブな要素もあります。

プラス面とマイナス面を比べた時、私はこの仕事を一生は続けていけないと感じました。仕事を1番の軸にする人生にはしたくないと。

逆に仕事をしっかり、軸にしていきたい!!という人も多いと思いますし、50歳を過ぎても現役CAとしてフライトをしている先輩もいました。

優先順位や考え方、価値観は人それぞれ。って事ですね!

色んな意見がありますが、私は今この決断で良かったなと心から言えます。

バンクーバー移住の魅力

実際に私が今感じる、バンクーバーに移住するにあたっての魅力をお伝えしたいと思います。

バンクーバーにワーホリをしてから移住しているわけですが、この街では日本人を含むたくさんの国籍の方と出会え、助けてくれる人がたくさんいるというのは、移住した先がバンクーバーでよかったと思う一つです。

移住はもちろん、留学などは勇気のいる事ですし、最初はわからない事も多いかもしれませんが、そんな時の励みにもなりました。

はっきり言ってしまうと、そんなに英語が堪能でない人が働いてる姿もよく見かけますし、比較的に「留学生や移民に寛大で受け入れ態勢バツグンの街」の様に感じます。

これから出産、引っ越し、転職、大きな病気にかかる事もあるかもしれない…人生何が起こるかわからないですが、バンクーバーであれば、そんな色々も乗り越えていけるかと思います!

最後に

いかがでしたでしょうか?

留学 / ワーホリ、そして移住は人生の中でも10本の指に入るようなビックイベントになると思います。人生が180°変わります。

迷って当然です。不安で当然です。「どうしても一歩が踏み出せない…」そんな事はあって当たり前です。逆にまず行動!と踏み出せるタイプの人の方は少ないです。

だからこそ、自信を持てるだけの準備をすることを私はオススメします

  • 将来何がしたい?
  • ずっとその仕事を続けられると思う?
  • 続けたいと思う?

自分自身に問いかけて、考えながらプラン設計をしてみてください!もしかしたら考えていくうちに答えが見つかるかもしれません。

あとは周りの人に相談を!

家族でも良いし友達でも良いです。客観的な意見も聞きつつ、この機会にしっかり考えてもらえると嬉しいです。私のストーリーが少しでも判断の参考になればと思います!

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この記事のライター

ライターのプロフィール写真

Shohe

20代エンジニア。カナダのワーホリを使って2016.04にバンクーバーへ ✈︎ 独学で英語を学び、ArbutusCollegeでBusinessDiplomaを取得。Telus.incのシニア営業部署。ワーホリ経験が活かせず就職困難の友達が多かったことをきっかけにBokuranoプロジェクトを立ち上げる。

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