【バンクーバー】学校よりカフェで働け!ワーホリを成功させる職選び
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バンクーバーのワーホリに来てまず初めに立ちはだかる壁、“職探し”。
まだ英語もろくに話せず、そもそも実際にネイティブと一緒に働けるかが不安な為、 言語学校からスタートする人は多いでしょう。
しかし、 まず初めに断言しますが
”働くことが、言語学校に通うことより遥かに効率良く、圧倒的に英語が上達します。”
この記事では、「TOEIC300点」「日常英会話皆無」から、たった1年でカナダの大手企業の営業チームリーダーになることができた私自身の実体験をもとに、
なぜ、”カフェで働く” ということが重要だったのか?
と言うことを3つの理由と共に深堀り、解説していきます。
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3つの理由
私がカフェで働くことを推奨するのには以下の3つの理由があります。
- 英語が話せなくても雇われやすい
- ランダムな会話がしやすい職場である
- 比較的に辞めやすく、ステップアップに最適
働くといっても、あなたがもしワーホリを初めて利用するという方なら、「いきなり働ける程英語力がない。。」と不安になる気持ちも痛いほど分かりますが、安心してください。
面接を何度も受けていると、
- どんなことを聞かれるのかがわかってくる
- 以外と一生懸命理解しようとしてくれるのが分かる
- 面接自体になれてくる
など、コツを掴んだり、心の中に余裕ができてきたりするなど様々な変化を感じます。
これが ”成長したという証” なのです。
どうでしょうか?面接に合格するために自分がする「努力」や「学習」は言語学校に通うよりずっと実践的だと思いませんか?
読者への前書き
本記事は、ワーホリに来たばかりのバンクーバー在住者を対象者に書いています。
この記事を読む事で ”カフェから始める学習、成長を感じる環境の構築、話力の上達法” についてイメージが湧く様になると思います。
「英語が話せる様になるのかなぁ」と不安に思う方の役に少しでも立てたら良いなと気持ちを込めつつ書いていきます。では、さっそく見ていきましょう。
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理由その① ”英語が話せなくても雇われやすい”
実際にいくつものカフェに履歴書を持って行くと、店員はネイティブスピーカーじゃないことが多い事に気づくと思います。
理由としては
- 給料が低い
- チップが少ない
- ネイティブが少ない
など、 ネイティブにとってはレストランやバーなどでアルバイトをする方がメリットが多いのかもしれません。もちろん全部が全部ではありませんが、フランチャイズのカフェ(Blenz Coffee や Waves Coffee)でネイティブのアルバイトを見る事は稀です。 その為、カフェ側も英語がペラペラではなくても全く構わないし、しっかりと手厚く教育もしてくれます。
働くカフェを選ぶ時の注意点
実際に働くカフェを選ぶ際は「自分が働き始めた時」をイメージしてください。 理由としては、英語を話したくてカフェで働き始めたのに、母国語でばっかり会話をしている人がいたり、英語が自分と同じレベルの人ばかりでは全く意味がなくなってしまうからです。
私の経験的に以下の3つを注意した方が良いかと思います。
- 静かめであまり忙しくないお店
- 店員同士が中がよく、女性が多い
- ヨーロッパ人が多い
① 静かめであまり忙しくないお店
僕はこれを一番重視した方が良いと思います。
理由は単純で、会話をする時間・余裕がなくなるからです。 バンクーバーでは “Starbucks” がとても人気で、常に行列です、そんな環境ではなかなか英語初心者の身としてはストレスが多く長続きしないでしょう。
私の働いていたカフェは時間帯にもよりますが、比較的に空いていたので、 合間の時間を使って勉強をしていました。
まずは静かなカフェで、落ち着いて英語を学べる環境が好ましいですね。
② 店員同士の仲が良く、女性が多い
店員同士の仲がいいと、はじめはその輪に入るのが少し困難かもしれません。 しかし、そのうちの1人と仲良くなれば全員と仲良くなった様なものです。
逆に店員同士が不仲な場合、仲良くなったとしてもコネクションが広がらず、 同じ人とずっと話している様な環境になるので、気をつけたいところです。
基本的におかしな行動をとったりしない限り、嫌われる事はないので安心してください。 英語が話せないことも移住民が多いカナダでは理解があります。
また、女性と話すことを強くお勧めします。 理由として「発音が綺麗」「早口」「おしゃべり」が多いからです。 はじめはもちろん全くと言っていい程聞き取れません。辛いです。 が、ある時少しだけ聞き取れる様になっている事に気付きます。つまり ”成長” したという事です。
常に自分の成長を確認できる場所に身を置く事は辛い反面、上達も早いです。
③ ヨーロピアンが多い
これはできればで構いませんが、比較的にアジア圏の人よりもヨーロッパ圏の人の方が 英語が上手な人が割合的に多い様に感じます(少なくとも私の経験上ではそうでした)。 なので同僚にヨーロピアンがいることで、自分が話すときに発音を意識する様になりますし、 比較的にオープンなので仲良くなるのが早いです。
カフェを探す際には是非、上記のポイントを意識してみてください。
理由その② ランダムな会話がしやすい職場である
バンクーバーのワーホリで仕事をすると、その仕事内で利用するセリフや単語に関してかなり流暢に会話できる様になってきます。
例えば、
- お客様への挨拶
- 注文の受け答え
- 支払いの一連の流れ
などの、定型文です。
これに「自分は英語が話せる様になった」と満足してしまうと、それ以上の成長の伸び代を無駄にしてしまいます。しかし、実際に英語で日常的・ランダムな会話をすると思った様に英語が出てこないのです。これは多くの日本人をはじめとする英語学習者が遭遇する課題だと私は個人的に思います。
それを打破するのが、 ”日頃からランダムな会話を生む環境” です。 とはいえ日常的な自然な会話をすることは非常に難易度が高いです。 我々は自分たちが思っている以上にたくさんの知識や経験から言葉をかいつまんで会話をしているからです。
テレビやドラマの話、 その中のとあるシーンの話題、 科学的な知識や用語、 旅行の話題、 口語ならではの言い回し…etc
など、常にさまざまなトピックに飛躍します。 でも安心してください。これらの知識は事前に勉強しておく必要はなく、
「今、知らない ”単語” を言ったぞ!?」
と気づき、それを全く同じ発音で言えることが最も重要です。
それさえできれば、知らない言葉や言い回しに出会ったときに、メモをしておいたり、その場でどんな意味なのかを聞いてしまうことができます。知らない単語を聞き取ったり、発音したりするのはとても難しいでしょう。しかし、のんびりとしたカフェだからこそのランダムな会話が飛び交う環境を活用しましょう。
是非、意識してみてください。
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理由その③ 比較的に辞めやすく、ステップアップに最適
ある程度、その環境に慣れてきて、居心地が良くなってきたら辞め時の合図です。
カフェのいいところは入れ替わりが頻繁なので、辞めるのも比較的簡単です。 きっと、自分が辞める頃には2、3人新人の教育などもしてきているでしょう。
「せっかく慣れてきて、なんのストレスもなく仕事がこなせる様になってきたのに。。。」 と思うかもしれませんが、実は英語能力的には次のステップに行くことのできる合図なのです。
もう一度ワーホリの目的を見直す
このタイミングでもう一度目的を振り返ってみましょう。 ここでもし「1年で圧倒的な英語力を身につける」と思っている方は、 今働いているカフェをステップに次の職場へ移動です。
ワーホリには楽しむために来たという人はそのまま続けて構わないと思います。 しかし、ほとんどの人がその様に考えがちになってしまう時期。 もう一踏ん張りすることが圧倒的な差をつけるポイントなのです。
辞める力
辞める時、なかなか言い出せなかったりすることがあるかもしれませんが、 勇気を振り絞ってすぐにでも行動に移してください。
どうしても不安な方は、無理に辞めず、仕事を掛け持ちするのも一つの手です。私は掛け持ちをすることで、次の仕事を試してから辞める形を取りました。実際に私自身、全く自信がなく、臆病になってしまったからです。
自分の成長のために行動するとき誰でも臆病になるものです。
次のステージへ
では、実際にカフェの次はどこで働けばいいのか? ここからは「自分の将来やりたいことは何か」を中心に考えると良いでしょう。
将来的に
- 英語教師になりたい
- 通訳者になりたい
- エンジニアになりたい
- etc…
など、それぞれの将来に利用するであろう知識が手に入る場所を選びましょう。
私の場合は、将来起業をしたいという気持ちが大きかったので、 ビジネス英語を学べる場所で、実際にクライアントと話す機会がある場所が理想でした。 そのため営業の道を選びました。 履歴書を何度も作っては求人サイトへの応募を繰り返し、 カフェの働きはじめ同様、面接で何度も苦い思いをして新しい職を手にしました。
求人サイトはいくつかありますが、以下人気なものをご紹介します。
もちろん働きはじめは泣きたくなるほど辛い体験をするでしょう。 私自身かなりきつい時期があり、 「カフェであんなにできてたのになぁ」と悔しい思いをしつつ、1ヶ月毎日仕事をすればすぐに慣れてしまいます。本当です。あっという間に成長します。
これを機に、カフェのアルバイトをステップに次のステージへジャンプしてみてはどうでしょうか?
最後に
いかがだったでしょうか?
今回の記事では、なぜ英語を圧倒的に上達させるために初めにカフェで働くことを推奨するのかについて解説をしました。最終的に何も残らずに帰国する日本人の知り合いをたくさんみてきて、もっとワーホリがこの後の人生に大きく影響する様な過ごし方を発信したいなと思う様になりました。
特に、今回の記事を英語がいまいち上達しないなぁと悩んでいる方に読んでもらい、 自分自身の体験が少しでも役に立てていただけたら嬉しく思います。
短い1年間という時間を有意義に活用して今後の人生に役立ててみてはいかがでしょうか。